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完璧主義が原因で、うつや無気力になってしまう?

完璧主義者

完璧主義の人は自分の成長や努力へ向かっていくためのものではありません。

完璧主義は誰かに認められたい思いや、恥をかかないようにしたい批判されたくない思いからできています。

そんな方は、うつや無気力になりやすかったりします。
今回はそんな方へ向けて、どのようにしてうつや無気力になってしまうのか、
どのようにしたらうつや無気力を予防できるのかを解説していくので、

「私、完璧主義かも…」と思う方は、是非参考にしてみてください。

完璧主義とは?

完璧主義者

一般的に完璧主義とは、万全にするために努力して、いきすぎた目標設定をしたり、自分に厳しい評価をつけたり、周りからの評価を過度に気にすることです。

つまり、周りの目を気にしすぎるがあまり、自分を過小評価したりして、
「努力が足りないんだ…」「こんなもんじゃダメだっ」
「もっと自分が頑張らないと」など思っている人です。

周りから、高い評価を求めるために自分に厳しく生きていることが多いですね。

完璧主義がなぜうつや無気力に?

無気力な人

完璧主義がうつや無気力になる
理由は人によって様々あるかと思いますが、

大半が
「自分ができていないからだ…」「自分が頑張ればうまくいく…」

と思っている人が多いでしょう。

「私さえ頑張れば…」「自分はまだまだ足りていない…」
と思っている人は自分のレベルでできないことを高いレベルを目標にして取り組んでいることが多いです。

自分で完璧にできないものに取り組んで、できなかったら自分が周りと劣っているからだ、自分の努力が足りないからだと強く思ってしまいます。

当然自分のレベルでできないものはできないですし、自分のできることをちょっとずつ増やしていけばいいのですが、そのできなかった事実を重く捉えてしまう人が多いでしょう。

その考えが強いと、ちょっとのミスや批判でもかなり重く捉えてしまい、うつや無気力になりやすい傾向にあります。

うつや無気力を予防するためにはどうしたらいい?

周りを頼る

まずは、物事の捉え方や考え方を少しずつ変えていく必要があります。

他の人に批判されたくない気持ちや失敗したくない気持ちは誰にでもあります。

しかし、自分自身が何かできなかったことにより、他の人が大いに苦しんだり、大きな批判を受けることはあまりありません。

それは、周りの人はあなたのできる範囲を理解しているからです。

なので、自分が失敗したときは周りの人が必ずカバーしてくれます
自分が失敗をしてしまったときは、周りに頼ってちょとずつできるようになればいいのです。

どうしても失敗が怖いのであれば、できる人に聞いて教わったり確認したりするのがいいでしょう。また、いきなりいろんな人に頼るのが難しいのであれば、まずは一人に頼ってみるといいでしょう。

“失敗はそこまで怖いことではない”や”頼ってもいい”という経験を少しずつしていきましょう。

もし今、”できる自分”を演じいているのであれば、それは自分を苦しめているだけです。

自分を取り繕うことは自分を苦しめているだけですし、周りも本当のあなたと関わっている訳ではないので、一歩引いてしまいます。

あなたは一人では生きていません。
誰しも一人で生きていけないので、周りの環境や人を頼っていきましょう

完璧主義の予防・治し方

完璧主義が治った人

完璧主義者は自分のできる範囲を認められていないケースがほとんどです。

自分のできる範囲がわからず、自分にまるっきりできない目標を掲げていることがあります。

なので、自分のできる範囲を理解し、自分の位置を知り、そこからできそうな目標や現実味のあるゴールを設定してみましょう。

自分では設定しにくいと思いますので誰かに設定してもらうのが良いでしょう。

また、自分のできなかったことや、失敗した回数を数えたりすることがある人もいるでしょう。そんな人は、過去を振り返った時に、自分のできていたことや前の自分と比べて成長できているところを振り返ってみてください。

そうすると、今の自分は前と比べて変わってきていることが実感できるはずです。

まとめ

完璧主義の人は、何かと重く捉えてしまったり、深く考え過ぎてしまい、一人で抱え込んでしまう人が多いかと思いますが、心に余裕がない時や、焦っているときは、周りに頼ることも大切です。

周りの意見も参考に自分の生活に生かすこともまた一つの手です。