「初心者が勝つコツはあるの?」「始めたものの思うように上手くいかない」
FXを始めて間もない方やこれから始めようとしている方であれば、このように思われた事もあるでしょう。もちろん取り組んで最初から全て思い通り行けばベストですが、なかなかそういかないこともあると思います。
なので、この記事で紹介する初心者がFXで勝つためのコツをトレードにも取り入れてみてください。
この記事の目次
初心者が上手くいくコツとは
ここからは、初心者がFXで勝つためのコツを解説していきます。細かく述べると様々な要素はありますが、その中でも重要なポイントは以下の6つになります。
1.上手くいっている人から学ぶ
2.トレード記録をつける
3.過去の値動きを見て分析してみる
4.トレードスタイルを確立する
5.必ずエントリー時にSLとTPを決める
6.相場に滑り込まない
1.上手くいっている人から学ぶ
これが、ある程度いち早く上手くいかせるための最強の方法となります。
実際、最初から独学で上手くいっている人の方が圧倒的に少ないです。今上手くいっている人も必ずあなたと同じ道を通ってきているので、上手くいっている人から学び、自分に落とし込むことで上達する事ができます。
何より、ただ単発で勝つだけでなく、常に勝ち続けている人から学ぶことで、勝つための法則を見つける事ができます。
また、自分が苦戦している理由もいち早く発見できるのでおすすめです!
2.トレード記録をつける
自分がどこに苦戦しているのか、なぜ上手くいかなかったのか、その原因を知ることができないと改善が施せません。なので、単にトレードするだけでなく、一回一回のトレード記録をつけることもおすすめします。
そのように記録を残すことで、自分がどんな取引をしてなぜエントリーをしたのか、またそれによっての結果の理由を知る事も出来ます。
例えば、下記のように記録すると分かりやすいです。
「取引した日付」 | →記入欄 |
---|---|
「取引した通貨ペア」 | →記入欄 |
「エントリーした根拠」 | →記入欄 |
「ポジションを決済した根拠」 | →記入欄 |
「そのポジションでの収支(結果) | →記入欄 |
記録を残しておけば、時々振り返ることもできるので、是非記録してみてください。
3.過去の値動きを見て分析をしてみる
自分の分析にまだ自信が持てなければ、過去の値動きを見て分析するというのも非常に効果的です。なぜなら、全ての値動きにおいて根拠付けができるからです。また、チャートの動きをパターン化する事ができ、実際のトレードにも役立つからです。
また、実際のチャートの動きを肌で体感できるので、それが何より実践での慣れに繋がります。時間がある時に過去のチャートの動きを観察してみるのも良いでしょう。
4.トレードスタイルを確立する
トレードスタイルを確立するのも重要なポイントになります。なぜなら、トレードスタイルがバラバラになるとトレードしていく時にとても不安定な状態になるからです。
また、トレードスタイルを決めていくことで、私生活に影響なくトレードしていくことができます。トレードスタイルは以下の4つです。
・スキャルピング
新規取引から決済取引までを数秒から数十秒、長くても数分で完結させる超短期の取引手法です。
数pips(銭)から多くても10pips程度の狭い値幅の利益を積み重ねていくので、1回のトレードで狙う値幅が狭く、取引時間が短いので、売買回数は1日に十数回~数十回ほどになるという形です。
FX取引でもっとも保有時間が短いトレードスタイルです。
・デイトレード
1日でトレードを完結させるスタイルのことをいいます。今、FXトレーダーの中で一番多いトレードスタイルがデイトレードのようです。
値動きによって異なりますが、1回のトレードに要する時間は数十分~数時間程度、取引回数は1日に1回から多くて数回、1度の取引で数十pips(銭)の値幅を狙うやり方が主流と言われています。
・スイングトレード
数日から数週間にわたりポジションを保有するトレードスタイルです。
数日から数週間にわたりポジションを持ち続けるので、忙しくてチャートを見る時間がない人にも向いているスタイルです。また、精神的なプレッシャーを感じずに利益を狙える形になります。
ただし、少しの為替変動で利益を積み重ねる短期売買とは異なり、決定的なトレードチャンスが少ないというデメリットもあります。
・長期トレード
数週間から数カ月、場合によっては年単位にわたってポジションを保有する取引手法です。目標とする値幅の目安はかなり広く、大きな利益を狙える可能性がある一方、損失も大きくなりやすいという特徴があります。
巨額の資金を扱う年金基金や機関投資家がこのスタイルを取ることが多いようです。
この中から自分に合ったトレードスタイルを見つけてくださいね。
5.必ずエントリー時にSLとTPを決める
これは勝ち続けるようになる上で重要なポイントになります。
SL はストップロスの略で「損切り」のことを指し、TPはテイクプロフィットの略で「利益確定」のことを指します。
これをエントリー時に決めておくことで、設定した価格までチャートが動くと自動的に決済されるようになります。逆にこのSLとTPがないとどこで決済していいか分からなくなり、結果ギャンブルトレードになりかねません。
なので、エントリーと同時にこの2つは必ず設定しておきましょう。
6.相場に滑り込まない
最後のコツとしては、相場に滑り込まないことです。
どうしても最初はチャートの動きが気になってしまい、チャートから目を離せなくなる人もいますが、これは良くありません。自分の感情が先走ってしまい、エントリーポイントが甘くなったり、根拠の薄いままトレードしてしまうので、注意が必要です。
何か趣味であったり、リラックスできることに取り組み、精神的にゆとりを持った状態でトレードする方が的確な判断ができるでしょう。
初心者が取り組む上での注意点
これまでは勝つためのコツを解説させて頂きましたが、ここからは取り組む上での注意点を挙げていきます。トレードを行なっていくときは必ず注意点に気を付けてください。
1.感情を持ち込まない
FXにおいて、感情を持ち込まないことは必須になります。
感情を持ち込んでしまうと、戦略どころか全てのトレードにおいて再現性が薄くなり、たとえ勝てたとしてもそれはたまたまで、長くは続きません。
これをすると勝ち続けることができなくなるので、分析して決めたエントリーやTP、SPを忠実にこなしていくことが必要です。一時の感情で取引してしまい、負けた時に後悔しても遅いので、感情は必ず持ち込まないようにしましょう。
2.ポジポジ病
ポジポジ病とは、常にポジションを持ちたがる心理状態のことを指します。
FXは常に値動きしているため、常にポジションを持っていないと「稼げるチャンスがもったいない」という気持ちになります。これは初心者には特にある状態ですが、こうなるとエントリーの根拠が薄いまま取引しかねません。
なので、最初は特に「一日2回までしか取引しない」というふうにルールを設けるようにしましょう。
3.様々な通貨ペアに手を出す
最初から様々な通貨ペアに手を出すのも注意が必要です。通貨ペアによって値動きが比較的緩やかなものや激しいものがあるので、まずは緩やかなものから慣れていきましょう。
その中でも最初はこの4つの通貨ペアがおすすめです。
・米ドル/円(USDJPY)
・ユーロ/円(EURJPY)
・ユーロ/米ドル(EURUSD)
・クロス円
そしてトレードに慣れてくると、あったり様々な通貨が扱えるようになってくるので、まずはそこを目指していきましょう。
まとめ
この記事では、FXで初心者が勝つためのコツと注意点について解説させて頂きました。
ここで挙げた項目を取り入れて頂くと、再現性が高い取引ができるようになるので自分のものにしてください!