人見知りな性格で困っているという人は意外と多いのではないでしょうか。慣れたら喋れるけれど、最初は何を話したらいいのか分からないという方もいらっしゃると思います。人見知りと言っても、自分だけが悩んでいて相手は気づいてないくらいだったり、生活に支障が出てしまうという人までがいるでしょう。
では、人見知りとは何なのかどう言った時に起こってしまうのかをお話ししていきます。また、人見知りを克服する方法はあるのかもお伝えできれば今後に活かしていけれると思うので、このブログを最後までご覧いただければと思います。
この記事の目次
慣れたら話せるけどこれって人見知り?
人見知りの本当の言葉の意味は、「子供が知らない人を見た時に、照れたり嫌がったりすること恥ずかしがること」を指します。 母親や父親など、基本的に家族と過ごしている子供が親戚の叔父さんや慣れていない人の前に行くと泣いたり、恥ずかしがって逃げたり話せないといった状態が「人見知り」といいます。 また、子供だけに使うものではなく、大人にも使います。
例えば、
- 初対面の人と話せない
- 恥ずかしがり屋
- 人前が話すのが苦手である
- 人とコミュニケーションをとることが苦手
という方が「人見知り」にあたります。
慣れたら話せるなどの4つの分類の人見知りについて
先ほどもお伝えしたように人見知りとは、初対面の人と話したり、大勢の人の前で話すのに、苦手意識や恐怖状態のことをいいます。「人見知り」といっても一つにまとまるわれではなく、苦手な場面ごとに4つのタイプに分けられます。
<人見知りタイプ>
・人の視線が恐怖に思うタイプ
・自信喪失してしまっているタイプ
・マウントとりたいタイプ
・深まらない社交的タイプ
自分がどのタイプの人見知りなのか、それぞれの特徴を知って少しずつ克服へ近づいていきましょう。
人の視線が恐怖に思うタイプ
慣れたら話せるが人の視線・目線に対して恐怖を覚えてしまい、緊張してしまうタイプです。見るのも見られるのも苦手で、どこに目線を持っていけばいいのか、困ってしまいます。そして人が沢山いる場面などでは、多くの視線を感じてしまい萎縮してしまう方が多いです。あと一対一だと話せるけど、大人数の会話になるとどうしても視線を感じてしまい話せなくということもあります。
<特徴の例>
・相手の目や顔を見て話すのが苦手
・相手から見られていると話せなくなってしまう
・大人数の前で自己紹介・発表の場ではさらに緊張してしまう
【原因と克服方法】
目線・視線に対して恐怖を感じてしまうタイプなので、相手の視線を意識しないようにして、相手を自分の会話に集中させるようにしましょう。スポーツや大人数の前で話すことなどドキドキしている状態は悪いことではなく、気持ちが盛り上がってきた証拠です。どんな場面でも緊張しない人というのはいませんし、程よい緊張をしているほうが上手くいく可能性が高いです。「緊張するのは悪いことではない」「緊張してきたからいい感じだ」と思えれば、気持ち面で少し楽に慣れるでしょう。
自信喪失してしまっているタイプ
「人から自分がどう思われているのか」「自分の発言がどのように感じられているのか」など、相手が思っていることを永遠考えてしまい、上手く話せなくなってしまう人です。「この発言はおかしいかな」「私何か言ったから沈黙しているのかな」と、自分で自分にどんどんダメ出しをしてしまい、コミュニケーションが上手く進められないタイプです。
話終わった後などに、「どうすればすればよかったのかな」「また失敗してしまった」などとダメ出しをずっとしがちで、自分に自信がなく、自己肯定感低めの人がこれに当てはまっている可能性が高いです。
<特徴の例>
・発言や行動がどう思われているのか、常に相手の気持ちを気にしてしまう
・沈黙が怖くてずっと喋っている
・傷つきやすい
【原因と克服方法】
相手の思っていることが気になってしまうタイプは、グループのなかにいる「お世話好きな人」「社交的な人」に頼ってみましょう。「私はつまらないから」と思って何もしないよりは、声をかけてもらったらついていく、会話に混ぜてもらったら遠慮せずに行動してみると、想像していたより上手くいくでしょう。
いきなり「自分はつまらないから」という気持ちを無くしていくのは簡単ではないので弱さや悩みはそのままでいいので、まずは人に慣れていくことが重要になっていきます。
マウントとりたいタイプ
先ほどの自信喪失してしまっているタイプと同様に相手の気持ちが気になるタイプです。「あいつは〇点」「友だちになると利益が多い」などと、自分の心の声が気になってしまう方もいらっしゃいます。
恥ずかしいことを避けたいや、自分のプライドを守るために、「人見知りだから」といって予防線を張ってしまうタイプです。自分に対しての愛が強くて負けず嫌いで、人と自分を比較して点数や優劣をつける人があてはまります。
<特徴の例>
・プライドが高く、負けず嫌いな方
・傷つくこと恥をかくことが怖く、相手の意見を聞いてから動く
・SNSで見栄をはってしまう
【原因と克服方法】
自分のなかで、優劣をつけてしまう人は、まず「人間関係やコミュニケーションは対決ではない」と思うところから始めてください。人のことを品定めしているようで、実は自分のことも品定めしているので、しんどくなったり相手の気持ちが気になってしまいます。
深まらない社交的タイプ
グループや大勢の前では緊張することなく話すことができるし、初対面の方ともすぐに打ち解けられるものの、相手と2人で会うのが怖かったり、本当の意味で仲良くなるのは怖いというタイプです。
表面上の付き合いであったり交友関係を築くことは得意ですが、親密になろうとすると、離れていってしまいます。ここだけをみると他の人見知りの方より問題なさそうですが、本人は「深い人間関係を築きたい」と思っているタイプが多いので、葛藤を抱えています。
・グループや大人数での会話は得意なほう
・2人で遊ぼうと言われるとちょと抵抗がある
・深刻なトークは苦手
このタイプは過去の「傷ついた体験」がある人です。一度、過去にあった体験を振り返ってみるだけでも気持ちがラクになります。まずは表面上で浅い関係でも、長く付き合っていくことで、自分が心を開けるときがくるのを気長に焦らず待ってみましょう。
人見知りの方におすすめの本 3選
色々お伝えしてきましたがここからは
「人間関係が苦手で改善したい」「激しい人見知りを治したい」
このような悩みを解消するためオススメの本を紹介します。
①『7日間で自己肯定感を上げる方法』
この本のテーマは、
「自己肯定感を高める」と「自分軸で生きる」
の2点になります
自信をつけるポイントをたった2点だけに絞り、1冊を通して学んでいく形になるので
シンプルで効果の高さが実感できるでしょう。「相手から自分がどう思われているかが気になる」という方の悩みを解消し、人間関係に対する不安や悩みなどの苦手意識を和らげてくれる一冊になります。
②『人見知りはどう生きるか』
ほんの少しの勇気と「勘違い」で人生は180度変えられるという文章が印象的な本になります。こちらの本は中高6年間、ほとんど人と関わらないようにして過ごしていた著者が書いた本になります。研究や実践を通して導きだした人見知り克服に最適のハウツー本であるでしょう。
③人見知りが治るノート
「人前での自己紹介するのが緊張する」「ちょっと注目されたら真っ赤になってしまう」「大人数の集まりで誰とも話さずに帰ったことがある」…。
こんな、人見知りやあがり症などの悩みを抱えていませんか? このノートでは、「気持ち」「考え方」「行動」の変化の一つを与えてくれて、苦手なことを少しずつ減らしていくことができる一冊になります。
まとめ
今回のブログはどうでしたでしょうか?少しでも共感できるものはありましたか。
「人見知り」だということだけで『生きづらいな』と感じることってありますよね。 でも、それは自分だけではなく周りにも沢山います。そして、周りのみんなも同じようなことを思いながら生きています。
なので『自分は良くない』などあまり深く思いつめないで、少しづつ改善していきましょう。