「自分に自信がない…」「自分のことを受け入れられない‥」
日頃、このように感じてしまう方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?
自己肯定感が低いのが理由で、自分の考え方や実行してきた事に対して肯定できない人はいると思います。人によっては小さい子どもの頃からという人もいれば、大人になるにつれて徐々に自信をなくしてしまった人もいるでしょう。
そんな自己肯定感ですが、人生の幸福度に深く関わってくるとも言われています。
そして、自己肯定感を実際に上げるにはどうすればいいのか?
この答えとしては運動になります。運動は自己肯定感を高めていく上で絶大な効果をもたらすと言われているので、ここでは具体的に運動がどんな効果をもたらすのかについて紹介していきます。是非、自己肯定感を高めて人生の幸福度を上げていきましょう!
この記事の目次
そもそも自己肯定感とは?
まず最初に、ただ自己肯定感と聞いただけではイメージが薄いという人もいると思うのでそもそも自己肯定感についての解説をしていきます。
「自己肯定感」とは、一言で表すと「ありのままの自分を肯定する感覚」のことです。
具体的には、「自分の存在には価値がある」「自分が行ったことは間違いではない」などと自分の価値や行動を肯定し、それを認めることができる感覚のことです。他人と比較するのではなく、自分自身が現状の自分自身と向き合い、「自分を尊重し、自己価値を感じることができる心の状態」の捉え方で、自己肯定感の高さは決定します。
自己肯定感が高い人は、自分を肯定することができるので、ポジティブに物事を取り組むことができますが、逆に自己肯定感が低い人は、自分を認めてあげることが難しくなるので、ネガティブな感情に陥ることが多くなります。
自己肯定感が高い人の特徴
では、ここからは自己肯定感が高い人の特徴について紹介していきます。
1.物事をポジティブに捉えやすい
1つ目の特徴としては、「物事をポジティブに捉えやすい」という点があります。自分の考えや価値観を肯定している状態なので、私生活でも物事への考え方や発言も前向きなものになります。なので、周りを勇気付ける発言であったり、周りにも良い影響を与えてくれる人物像になるでしょう。
そして、周りの視線や評価に振り回されることなく、自分自身で自信を持って意志決定できるので、堂々と新しいチャレンジや挑戦に意欲的に行動することができます。
2.他人の意見を尊重することができる
2つ目は、「他人の意見を尊重することができる」強みもあります。自己肯定感が高いと「自分が他者よりも劣っている」という考えにとらわれないので、相手の意見を素直に聞き、それを受け入れることができます。
ただ自分の意見を突き通すだけでなく、他人の意見も尊重することができるので「自分はこう思うけど、そのアイデアがいいね」と認めたり、称賛することができます。なので、相手との意見交換やコミュニケーションも円滑に回すことができ、聞き上手とも言われたりします。
3.主体性が高い
3つ目は、「主体性が高い」という点です。自らの意思をしっかり持っているので、新しい物事や挑戦に対しても自分から積極的に行動することができます。そして、何か壁に当たった時でも「もう自分ではダメだ‥」というよりかは「この問題はどうしたら解決できるだろう」と自身で解決を導くことができるので、更にそれが自信にも繋がります。
4.自分の長所・短所を理解している
4つ目は「自分の長所・短所を理解している」という特徴もあります。自分の得意なことはもちろん、逆に苦手意識がある物事があることも把握しています。
得意なことはそのまま活動の中で存分に活かしながら伸ばしていく一方、苦手な物事があっても「自分は人より劣っている」と落ち込むことなく「それも含めての自分だ」と素直に受け入れることができます。
自己肯定感が低い人の特徴
次に、自己肯定感が高いとは逆に低い人の特徴についても紹介していきます。
1.物事をネガティブに捉えやすい
1つ目はポジティブとは真逆で、「物事をネガティブに捉えやすい」です。これは、自分の考えや価値観を否定している状態になります。
例えば、何か新しい挑戦をしようと思った時には「自分にできるはずがない」などと自分の能力や実力を否定したりして行動に移せない傾向にあります。
2.他者と比べてしまうことが多い
2つ目は「他者と比べてしまうことが多い」特徴があります。自己肯定感が低い人は、自分主体とは逆で常に周りの人と自分を比べてしまうという癖があります。
そして、常に他者と比較してしまうと、「何で周りができていることを自分はできないんだろう」などと自己嫌悪に陥ってしまったり、周りの人間への嫉妬や劣等感が大きくなり、それがストレスで苦しむようになったりと、精神的に不安定な状態になりやすいです。
3.困難に立ち向かえず逃げてしまう
3つ目は「困難に立ち向かえず逃げてしまう」という特徴です。
基本的に「自分にできるわけがない」と思い込んでいるため失敗するということを恐れているため、チャレンジするという決断すらできなくなります。理由としては、困難な状況に自分が立ち向かった結果、失敗した時の自分を肯定できない状態であるからです。
更には、日頃から言い訳をするのが習慣になってしまい、目標や理想に目を背けるようになります。
4.周りの人への依存度が強い
4つ目の特徴としては「周りへの依存度が強い」傾向にあります。
具体的には、自分の意志に物事を決めて実行しない状態のことを指します。自分の意見を否定し、他人の意見を最優先するので、優柔不断で流されて意思決定をすることが多いです。
周囲に依存し続けてしまうと、全ての失敗や成功を他人のせいにしてしまい、自分では改善しようとしなくなります。また、大事な決断のタイミングで決断ができなくなってしまいます。
なぜ”運動”で自己肯定感が高まるのか
では、ここから本題に入っていけたらと思います。実際に運動で自己肯定感を高めている方は非常に多いです。なぜ運動が自己肯定感を高められるのか、その理由と効果について解説していきます。
1.自己管理ができるようになる
運動を続けていると、人によっては筋肉を大きくしたい、スマートな体型を維持したいなどの目標も出来てくるので、自己管理が必ず必要になります。
具体的には、
・運動のためにスケジュール管理をする
・食事のメニューなど生活習慣に気を付ける
・理想の体型になるためにやるべきことを設定し、実行する
このように、自己管理をする時間が増えるので、より時間を有効に考えて有意義に使うことができるので、自己肯定感が高まります。
2.継続することが自信に繋がる
運動や筋トレで目で見える形で成果に繋げようと思うと、ある一定継続する必要があります。
何よりモチベーションをキープしていきながら、自ら体に負荷をかけることを行なっていかなければなりません。また、スケジュール管理をして運動の時間を確保して、食事に気を遣う方もいるでしょう。
このように大変な部分が多いからこそ、大変なものを自ら選んで継続しているという事実が自信にも繋がるため、自己肯定感が上がります。
3.外見に変化が見られる
最大の効果としては、外見に変化が見られるという点になります。
人によっては運動や筋トレの頻度を調整し、もっと大きな筋肉をつけたいという人も居れば、程よく筋肉のついた細マッチョを目指す人、もっと体を大きくしたい人など理想によって目指すべき体型はそれぞれ違います。
ただ、しっかり継続していると理想の体型に近づいているのが外見で目に見える形で分かります。それが更にモチベーションに繋がって運動や筋トレを好きになり、1つの趣味になっていたというのも珍しくありません。
このように運動や筋トレすると、外見に変化が見られ、理想に近づくので自己肯定感を高めることができます。
まとめ
このように運動や筋トレがもたらす効果は絶大なものになります。
自己肯定感を高めるのに苦労している人は是非私生活に運動や筋トレを取り入れてみてください。自己肯定感を高められるのはもちろん、新しい自分を発見できるきっかけになるかもしれませんね。
自己肯定感を高めて人生の幸福度を充実したものにしていきましょう!