みなさんはこれまでの人生で「点ではなく、線で見る」という言葉を聞いたことがありますでしょうか?
この「線で見る」という物事の捉え方は、ビジネスに限らずですが、何か成果をあげたり、将来の理想に近づいたりする上で、とても重要な考え方になってきます。
今回はその「線で見る」ということについて、例を挙げながらわかりやすく解説していきます。是非最後までご覧いただき、参考にしてみてください。
この記事の目次
「点ではなく、線で見る」とは?
そもそも「点ではなく、線で見る」とはどのような見方なのか。「点」「線」それぞれの捉え方、そして「線で見る」ことがなぜ「点で見る」ことよりも良いのかについて解説していきます。
点で見る
日本人のほとんどが人生を”点”で見ています。
これが原因で不満を抱えながら生きている人が多くなってしまっています…。
まず、「点で見る」とはどのような見方なのか?
”物事を今だけで見ること”です。
例えば、20代、30代にもなると車を買う方も多いと思います。
もちろん車は便利なのですが、車を買うときにほとんどの人は「いくらの車にしようかな」と買う瞬間のみのことを考えます。
ですが実際には、ガソリン代、駐車料金、車検代、等々が重なると、月額3~4万円程度プラスでかかってくるわけです。
では月に3万円が車の維持費になると考えると以下のようになります…。
1ヶ月後 | ー3万円 |
---|---|
1年後 | ー36万円 |
5年後 | ー180万円 |
7年後 | ー252万円 |
10年後 | ー360万円 |
つまり10年間無事故で乗ったとしても車体金額に360万円は低く見積もっても上乗せされるわけです。
人生を今だけの”点”で見てしまっているので「まあ維持費かかるのはわかるけど大丈夫っしょ〜」と、この事実に気づけていない人が多すぎるのです、。
そう言った方は『今が良いかどうか、今納得いくか』等を考えていきているので一生収入が上がりません。
これはあくまで一例ですが、このように先々まで見るとお金的にマイナスになるものはたくさんあります。
車、服、ブランド物、財布やカバン、不必要な消耗品、タバコ
あげればキリがないですがたくさんありますね!
これが「点」で物事を見る、捉えるということです。
線で見る
では、「線で見る」とは何なのか。
「線で見る」とは、物事を今だけで見る『点』に対し、物事を一連の流れの長い目として捉えるということです。
先ほどの例えを使うのであれば、車の例えであれば、10年後のマイナス360万円を考えた上で購入するかを決めるということですね!
そこで線で見ている経営者たちは「車に300万円も使うのであれば、将来への学びに投資するわ」となるわけです。
例え300万円を学びに投資をしたとして、月に20万円と普通の会社員と同じくらいしか収入が増えないとしても以下のようになるわけです。
1ヶ月後 | +20万円 |
---|---|
1年後 | +240万円 |
5年後 | +1,200万円 |
7年後 | +1,680万円 |
10年後 | +2,400万円 |
10年後なんてこのブログを見てくださっている方であればまだまだ生きている可能性が圧倒的に高いと思います。
たった1つのことを、10年間だけ線で見て行動をするだけでも『ー360万円』と『+2,400万円』に分かれているわけです。
これが線で見るという人生が良くなる生き方ですね!
最初から意識できていたという人は少ないですが、必ず必要な考えになるので、しっかりと身につけていきましょう!
まとめ
「点ではなく線で見る」ということについてご理解いただけたでしょうか?
ビジネスや副業に限らず、何か新しいことを始めるにあたって、一瞬で成果を出すということは難しいです。
つまりある一定長い目で見れないと成功につながらないので、線で見て毎日を生きる必要があります。
それができればモチベーションにも繋がり、実際に行動を起こすきっかけや原動力にもなるかと思います。
ですので、みなさんも何か物事を捉えるときには、是非「点ではなく線で見る」ということを意識して頂ければと思います!