「Youtube(ユーチューブ)」に動画を投稿し、その広告収入で生活をする「Youtuber(ユーチューバー)」と言う職業が認知され始め、小学生のなりたい職業ランキング第3位になるなど、若い世代を中心に新しい働き方としても注目を集めている昨今。
広告収入だけの年収で1億円を稼ぐYoutuberも今では多く存在しています。
Youtuberの姿をみて「自分も動画を投稿するだけで稼ぎたい!」なんて一度は思ったこともあるのではないでしょうか?
今回の記事ではYoutubeで動画を投稿して稼ぐ方法やコツをご紹介させていただきます。これからYoutubeで稼いでみたいと言う方必見の記事です!
この記事の目次
YouTube(ユーチューブ)で稼ぐ仕組みとYoutuberの収入源
Youtubeで稼ぐ収入源は広告収入!
Youtubeで稼ぐ主な収入源は動画の再生回数によって発生するGoogleアドセンスの広告収入(アフィリエイト)です。
投稿した動画が再生された時に動画内で広告が表示されたり、広告が視聴者にクリックされて表示されることによって、広告収入を得ることができます。
報酬金額は平均1再生ごとに0.25〜0.1円の報酬が発生すると言われており(Google規約により正式な数字は非公開)、10万回ほど動画の再生数があれば、約1万円の収入になると言う計算です。
ですので、Youtubeで稼ぐには、まずは動画を投稿して、なるべく多くの人に動画を視聴してもらう必要があります。再生回数が増えれば増えるほど、広告の閲覧数も増えていくので、報酬額も上がっていきます。
また、Googleアドセンスの広告をYoutubeに貼るにはいくつか条件があり(2018年2月20日以降改訂)、1000人のチャンネル登録者と過去12ヶ月の総再生時間4000時間が必要となっています。
また、Googleアドセンスは、収益が計8000円以上でないと振込申請できません。つまり、8000円未満の収益だと手元には入ってこないと言うことです。
- Googleアドセンスの広告が主な収入源となる
- 報酬金額は平均1再生ごとに0.25〜0.1円
- チャンネル登録者1000人&総再生時間4000時間が広告審査を通過するために必要
Youtuberの収入源は他にも!
Youtuberとして活動して行って、チャンネル登録者が増え、チャンネル自体が大きくなっていったら、企業から直接商品の紹介を依頼されることもあるそうです。
企業のスポンサーとして動画内で、提携先の企業の商品を紹介することによって報酬が発生する形です。
企業との契約の際に規約があるようで、実際にどれくらいの報酬が発生しているか、確実な数字はあまり出ていませんが、一部界隈では「チャンネル登録者数×1.5円ほど」と言われています。
Youtubeの広告の種類
Youtubeの動画を投稿したら表示される広告の種類は主に3つあります。
1.インストリーム広告
動画をクリックして視聴しようとしたら、いきなり表示されてびっくり!なんて経験をしたことはないですか?
そういった動画再生をする際に流れる広告は、インストリーム広告といいます。
インストリーム広告は、
- 広告を視聴者がクリックする
- 一定秒数以上広告が流れる
の二つの条件のうちどちらかを満たしていれば、広告収入が得られます。
動画の本編に移る前に強制的に15秒流れる広告と、5秒間表示されたら視聴者が「スキップ」を押して本編動画に移ることのできるものの2つのパターンがあります。
15秒間流れる広告は視聴者からスキップができず、最後まで広告が流れるため広告収入は必ず入ります。
2.オーバーレイ広告
動画を再生している際に、途中から画面の下付近に表示される広告は「オーバーレイ広告」と呼ばれています。
オーバーレイ広告は、視聴者に広告をクリックされることで広告収入が得られるため、動画の視聴画面に広告が表示されるているだけでは報酬を得られません。
3.ディスプレイ広告
動画を再生している際の画面の右側に「次の動画」という箇所があると思いますが、その上部に表示される広告はディスプレイ広告と呼ばれています。
ディスプレイ広告もオーバーレイ広告と同じように、視聴者に広告がクリックされてページが表示された際に広告収入が得られます。どの広告が表示されるかは、ランダムで設定されているので、動画投稿者が勝手に操作することはできません。
ですが、上記の画像のように、事前にどのタイプの広告を表示させるかを自分で設定することはできます。
Youtubeで稼ぐために準備しておくこと
では、ここからは実際にYouTubeで稼ぐために準備しておくべきことをお伝えします。YouTubeで動画を投稿し、収入を得ていくためには、これからお伝えする手順は必ず踏まなければいけないのでしっかり確認しておきましょう!
Googleアカウントを登録する(Gmail)
まず、Googleアカウントの登録をしましょう。無料で登録ができます。
また、Googleアカウント登録をすると、フリーメールであるGmailアドレスを作成することができ、YouTubeチャンネルを作る時にも必要になるので、作っておきましょう。
Youtubeチャンネルを開設する
先ほど作ったGoogleアカウントを使って、YouTubeチャンネルを開設していきます。
YouTubeチャンネルを開設すれば、あとは動画をアップするだけです!
銀行口座を開設する
Googleアドセンス(広告収入が得られるASP)で得られた収益は銀行口座に振り込まれるため、銀行口座の開設が必要です。
Googleアドセンスはほとんどの銀行に対応していますが、専用の口座を開設しておくと資金の管理がしやすいので、この際にYoutube収益専用の口座を開設しておきましょう。
撮影機材を用意しておく
Youtubeの動画を撮影していく際は、撮影機材にも気を使うべきです。画質が悪く、ぼやけてしまっている動画を長時間見たいとはなかなか思いませんからね。
今人気の多くのYoutuberが撮影に使っているやり方は、デジタルカメラで動画をとってパソコンで動画処理をするやり方です。
初心者はそこまで高い機材を用意する必要はありませんが、ある程度しっかりとした画質を保つために、デジタルビデオカメラの購入をオススメします。
Youtubeで初心者でも稼ぎやすいジャンル5選
Youtubeで稼ぐ仕組みは理解できた、Youtubeで稼ぐための準備も整った、となったら次はどういった動画を配信して稼ぐのかを決める必要があります。
そこで今、Youtubeで稼ぎやすいと言われるジャンルを5つピックアップしましたので参考にしてみてください!
①ゲーム実況の動画をあげて稼ぐ
ゲーム実況とはゲームをプレイしている様子を動画に撮影して、配信者の解説を混じえながら配信するやり方です。ゲームによって国内外問わず子供から大人まで、幅広い年齢層が視聴者として動画を見てくれます。
好きなゲームで遊びながら収入を得ることができますが、動画内でゲームの攻略法を視聴者に伝えたり、配信者のキャラクターによって視聴者の数やチャンネル登録数がかなり左右します。
コメント欄で視聴者とやりとりをして、意見を交わしたり、質問に答えたりと、チャンネル登録者と配信者の距離がかなり近いようなチャンネルを今では出てきています。
ゲーム配信は、企業からしたら発売したゲームの宣伝になるため、企業と提携してゲームを配信しているYoutuberも中にはいるようです。
②ノウハウを教えて稼ぐ
筋トレ・ダイエット、恋愛、美容といった人が悩みを抱えていて、需要のあるジャンルを題材にして、その悩みを解決するノウハウを動画で視聴者に教えるような配信をしていきます。
このやり方はある特定の専門分野の知識や悩みを解決した経験がある人に向いているものです。
例えば、美容系なら、メイクアップのやり方や髪の毛のスタイリングのビフォー・アフターの動画、筋トレ・ダイエット系なら筋トレの具体的なやり方やメニューの組み方などです。
視聴者に動画を見れば「自分の悩みを解決できそう!」と思ってもらえるような内容を発信していくことで、ファンがつき、再生回数も伸びていきます。
③音楽活動、ダンス活動を配信して稼ぐ
有名な歌手の歌や人気の歌をカバーしたものを投稿したり、自分で作詞作曲した曲を歌って配信したりしているものや、自分が踊ったダンスの動画を、投稿していきます。
「歌ってみた」「踊ってみた」のようなタイトルがつけられることが多いですね。
もちろん、この動画を配信するだけでも広告収入を得ることができますが、その先に、芸能プロダクションや事務所からスカウトされるビッグチャンスもあるようです。
もちろん、クオリティの低い歌やダンスだとなかなか再生されないので、上級者むけではありますが、好きな歌やダンスを投稿するだけで広告収入もチャンスも得られるとなったら一石二鳥ですね!
④ペットの動画を投稿して稼ぐ
今でもペットの動画はかなり人気を誇っていて、自分が飼っているペットの様子や、愛嬌がたまらないような可愛い瞬間、思わず笑ってしまうような面白い動画を投稿することで、多くの再生回数を得られます。
たまたま投稿した動画が、思わぬことにバズることもあって、動画の再生数が一気に上がることもしばしばあり、最愛のペットを飼っている人は親バカになって投稿してみてもいいかもしれません!
⑤最新のニュースを動画にアップして稼ぐ
テレビのニュース番組で報道されると、Youtubeでも検索にかけて動画を見る視聴者も多く、ニュースのみを投稿して稼ぐ人もいます。
ニュース番組の動画をそのまま投稿してしまうと、著作権違反になり、Youtube側から動画が消されてしまいますが、ニュースをテキストに書き起こして配信する分には問題はなく、動画が消される心配もありません。
再生回数を増やしてYoutubeで稼ぐコツ
ジャンルが決められたら、次は早速、動画配信!と、その前に!!再生回数を増やすためのコツをご紹介しますね!
人気の動画に関連付けさせて再生回数UP
すでに多く再生されている動画を視聴した後に出てくる関連動画(次の動画)に、自分が投稿した動画が出てくるように対策をしていきます。
いくつか方法はあるのですが、代表的なのは、自分の動画の説明欄やコメント欄に再生回数の多い動画のリンクを貼って関連付けることです。
人気の動画をみた後に出てくる動画の説明欄やコメント欄をみてみればわかりますが、人気動画のリンクが貼られているのがわかるかと思うので、真似してみるといいですよ!
他にも、すでに再生回数を稼いでいる動画の動画タイトルに使用されている検索キーワードと似たキーワードを使用して動画をアップすることも大事です。
多く再生されている、ということはそれだけ動画のタイトルにあるキーワードの検索をかける人も多い、ということですので、似た文言をタイトルに入れることで検索にかかって上位表示されることがあるからです。
SNSを使って動画を宣伝して再生回数を稼ぐ
SNSを使って自分が投稿した動画を宣伝していくことも大切です。
TwitterやInstagramで定期的に宣伝することで、ファンがつきやすくなったり、SNS経由で、自分のチャンネルを知って動画をみてくれる人も出てきます。
視聴者を獲得できる入り口はできるだけ多い方がいいですからね!
毎日動画を投稿して再生回数を稼ぐ
視聴者数をできるだけ多く獲得して稼いでいくための一番の方法は動画を数多く投稿することです。1日に2〜3本も動画を投稿する人も中にはいます。
もちろん、内容が薄く、中身のない動画だと視聴者も面白味を感じずに再生されにくいので、なるべく質が高く、面白味のある動画を投稿することが大切です。
いきなり1日に何本も動画を撮り、編集し投稿して…となるとかなり大変な作業になりますが、「1ヶ月で30本動画をあげる!」と期間を決めてやるといいかもしれませんね。
動画の本数が多くなり、視聴者がアクセスする入り口が増えていくと、最初は視聴者の数が少なかったとしても、50本100本…と、動画の数が増えるに伴って視聴者の数も増えていきますよ!
検索キーワードをタイトルに入れておく
YouTubeの動画は検索エンジンで表示されるブログと似ていて、特定のキーワードで検索されるケースがしばしばあります。
ですので、投稿する動画のタイトルや説明文に、視聴者が検索しやすいキーワードをしっかりと選んで入れておくことが大切です。
検索の多いキーワードは検索候補に出てくることが多いので、検索候補を参考にしてみてもいいかもしれません。
コメント欄をうまく使い視聴者とコミュニケーションを取る
YouTubeの動画をみればわかりますが、動画の画面の下にコメントができる欄があると思います。そこで視聴者とコミュニケーションをとって、次の動画も見てくれやすいようにしていきましょう。
動画内でも、視聴者がコメントをしやすい内容にしたり、動画の終わりに「コメントを送ってください!」と催促したりして、最初は自分からコミュニケーションを取れるように工夫しておくといいです。
視聴者が「また見に来たい!」とチャンネル登録をしてくれるきっかけにもなるのでコメント欄を活用することはかなり大切です。
コメントが多い動画は検索にかけた際に、上位表示がされやすく、必然的に再生回数も多くなっていきます。ですので、再生回数だけではなくて、コメントの数にも気を配っておきましょう!
まとめ
今回はYouTubeで稼ぐ具体的なやり方と、稼ぐコツをご紹介させていただきました。
動画の再生回数が伸びていって動画を投稿して得られる広告収入だけで、1億円を稼ぐことも実際に稼いでいる人がいるため、もちろん夢ではありません!
Youtube市場はまだまだこれから伸び続けると言われていますので、この記事を機にYoutubeに動画を投稿して稼げるようにしておきましょう!