たくさんあるアルバイトの中でもビール売り子のバイトは高時給で稼ぐことができます。
人気の売り子であれば1回の出勤で3万円以上稼ぐ人もいます。芸能人でもおのののかさんや妻夫木聡さんも以前はビールの売り子のバイトで活躍していました。
とはいえ、
・どんな仕事内容かあまりわからない
と売り子バイトに関してあまり知らない方も多いかと思います。
なので今回はビール売り子のバイトについて詳しくお伝えしていきます。
具体的には
・ビールの売り子とは
・ビール売り子の給料
・ビールの売り子で稼ぐためのコツ
・ビールの売り子のメリット
・ビールの売り子のデメリット
の順番で紹介していきます。
この記事を読むだけでビール売り子バイトに関して知ることができるので少しでも興味がある方は最後まで読んでくださいね。
この記事の目次
ビールの売り子とは
ビールの売り子は名前の通り野球を観に球場に来たお客さんにビールを販売するお仕事のことです。
ビールの入った樽を背負って球場を歩き、お客さんから注文があればビールを注いで売っていきます。
ビールの種類はキリンやアサヒ、サントリーなど別れており、アルバイトはそれぞれの会社に所属して専属で販売していきます。
売り子のバイト募集は野球のシーズンが始まる前の2月、3月から始まります。球場やビールメーカーによって募集時期が多少変わってくるので事前に確認しておきましょう。
ビール売り子のアルバイトは女性の人が多いですが、男性でもできるので男女問わず働くことができます。
ビール売り子の給料
ビール売り子のアルバイトの基本給は1000円〜2000円です。さらにビール1杯売るごとに80円など歩合給がついてきます。
売り子初心者であれば1日50〜80杯程、平均では100杯前後、トップ売り子は200〜300杯程売ると言われています。
例えば時給1500円で100人のお客さんに売れれば、野球は1試合3時間程なので
時給1500円×3時間=3000円
ビール1杯80円×100人=8000円
合計11000円となります。
つまり、3時間働くことで1万円以上稼ぐこともできます。時給3000円以上になるので普通のアルバイトよりも全然稼ぐことができますね。
また、人気の売り子になれば3時間で300杯ビールを売ったりと時給1万円を超える人もいます。
自分の頑張り次第で給料も上がるのでモチベーションにも繋がります。
では、どうやったらビール売り子で稼げるようになるのか見ていきましょう。
ビールの売り子で稼ぐためのコツ
コミュニケーション能力を磨く
売り子で稼ぐ為にはコミュニケーション能力が必要になってきます。
お客さんと話す機会はビールを注ぐ30秒程ですがその時間でアピールし、もう一度買って貰ったり、常連になってもらわないといけません。
「今日も勝つと良いですね!」「〇〇選手調子良いですね!」などとこちらから話を振ることで少しでも会話が盛り上がるとお客さんに良い印象を与えることができます。
また、何度も注文してくれるお客さんであれば相手の名前を覚えて呼ぶことでさらに仲良くなることもできます。
最初は大変かもしれませんが日々、努力することで売れるようになっていきます。
お客さんに覚えてもらう工夫をする
ビールの売り子で稼ぐには自分から売っていくだけでなく相手から声をかけてもらうように努力することも大事になります。
人気の売り子は自分を見つけやすくする為に髪飾りに花やキャラクターをつけたり、首に巻くタオルを目立つ色にしたりなどそれぞれ工夫してビールを売っています。
「可愛すぎる売り子」として話題になり、現在は芸能界デビューしているほのかさんもお客さんに自分を覚えてもらう為、左足にサポーターをつけることで他の売り子と差別化して、ビールを売っていたそうです。
他の売り子にはない特徴があることでお客さんから声をかけられやすくなり、常連のお客さんもあなたのことをすぐに見つけてくれ、売り上げをUPさせることができます。
ビールの売り子のメリット
給料が良い
ビールの売り子バイトの最大のメリットは給料が良いところです。
基本給でも時給1000円を超え、さらにビールの販売数によって歩合給もついていきます。
飲食店やコンビニなど普通のアルバイトよりはかなり稼げるバイトとなっています。
短時間でがっつり稼ぎたい人にとってビールの売り子はおすすめのアルバイトです。
勤務時間が少ない
ビールの売り子の勤務時間は試合中のみです。野球の試合時間は昼の開始であれば13時から16時頃、夜の開始であれば18時から21時頃で平均3時間前後です。
万が一、延長戦に入っても5時間程なので特別長いわけではありません。なので勤務時間も普通のアルバイトに比べると短いです。
朝から晩まで8時間勤務などのように長時間だらだらと働くのではなく、短時間で集中して働き稼げるというのもメリットと言えます。
お客さんと会話できる
先程も言いましたが、売り子はコミュニケーションスキルが必要になります。
「人と会話するのが好き」「接客業が得意!」という方であれば楽しく仕事ができます。
また、野球好きな人であれば球場にいながら仕事ができ、お客さんと選手に関する話題でも盛り上がることができるのでおすすめです。
体力に自信があり、元気で人と会話をするのが好きな人はビールの売り子バイトに向いていると言えます。
逆に人と会話するのが苦手だったり、体力に自信がない人はあまりおすすめしません。
ビールの売り子のデメリット
体力を消耗する
ビールの売り子はビールが入っている樽を背負って球場を歩いて販売しなければなりません。
ビールが入っている樽の重さ15kg〜18kgと言われ、それを背負って3時間前後歩きます。球場は階段の上り下りも多い為、女性であればかなりの力仕事になるので慣れるまで大変です。
また、ドーム球場でなければ雨が降ると気温も急激に下がったりと体力もより一層削られるので注意しておきましょう。
売り子始めたての頃は筋肉痛になると言われているので体力はつけておきたいところです。
男性は女性より稼ぎにくい
野球を観に来るお客さんは男性が多いので女性の売り子の方がビールが売れる傾向にあります。
なので、男性の売り子は女性の売り子よりも少し不利になります。
とはいっても、男性は女性よりも体力があります。なので男性ならではの強みを使って売っていくこともできます。
男性の売り子でもビールをたくさん売ることは可能なので男性で興味がある人も応募してみてくださいね。
まとめ
今回はビール売り子のバイトについてお伝えしました。
ビールの売り子は大変ではありますが、給料も良いので毎年バイトの応募者数が多く、倍率がかなり高いです。
その為、バイトに受かる為にも面接をして合否が決まります。
募集時期も地域によって変わってくるのでこれから売り子のバイトを考えている人はまずはメーカーなどの求人を確認してみましょう。