デザインの副業と聞くと、デザイナーとして実際に働いている人にしか無理なんじゃないの?と思うかもしれませんがそんなことはありません。
デザインの知識がほとんどない大学生や会社員でも少し勉強することで副業として稼ぐことができます。
今回はそんなデザイン副業の種類や勉強方法について紹介していきます。
これから副業を始めて稼いで行きたいという方はぜひ参考にしてみてください。
この記事の目次
デザインの副業の種類
バナー作成
デザイン副業の中でも依頼が多いのはバナー作成です。
バナー広告は「ディスプレイ広告」とも呼ばれ、検索エンジンやウェブページが提供している枠に表示する広告です。
画像や動画などを掲載することができ、広告の枠内をユーザーがクリックすることで、設定しているウェブページヘと誘導することができます。
Photoshopのスキルがあれば取り組むことができ、デザイン副業の中だと難易度もそれほど高くはありません。
バナー作成の相場は5,000円〜1万円程です。
難易度はあまり高くはないといえ、読者が目を引くようなデザインなどを考えることも大事であり、最初はいろんなバナー広告を真似てスキルアップしていきましょう。
ロゴ制作
ロゴ制作にかかる費用は企業によってかなり差があります。数千円や数万円をかけてロゴ制作を行う企業もあれば、数億、数千万円をロゴマークの制作費としてかける大企業も中にはあります。
ロゴは企業の看板にもなるので、多額の費用をかけて制作するところも多いみたいです。
個人の副業としてロゴ制作を受注するのであれば、相場は1万円〜5万円程度です。
デザインの副業の中では相場も高めの設定となっていますが、デザインスキルによって多少変化してきます。
ロゴ制作はデザインスキルやセンスも必要となるので最初はハードルが高いので、ある程度他のデザイン副業で稼げるようになってから行うのをおすすめします。
名刺制作
名刺制作もロゴと同じく企業やその人自身の顔となる重要なアイテムです。
名刺一つで相手に与える印象やインパクトも変わるので制作にはこだわる必要があります。
とはいえ、名刺は氏名や電話番号、メールアドレスなど書くべき内容がある程度決まっているのでデザインする量も少なく、デザイン副業の中でも初級編と言えるでしょう。
ただ、内容がそこまで難しくない分、名刺制作の単価も数千円程と他のデザイン副業よりも安くなっています。
最初の副業として名刺制作に取り組むのであればおすすめですが、がっつり稼ぎ人には名刺制作はおすすめとは言えません。
Web制作
最近はデザインスキルとプログラミングスキルを使ったWeb制作の副業で稼ぐ人も多くなってきます。
デザイナーの人でもHTMLやCSSといった簡単なプログラミングスキルを持つ人も最近では増えてきています。
Web制作でもコーディングやLP制作、ホームページ制作など種類がいくつか存在します。
自分でWebサイトの設計から実装まで行うことができると1案件で10万円前後報酬をもらうことができます。
Web制作ができるとかなりスキルも高いので、デザイン副業の中でも難しいですが、稼ぎたい人にはおすすめの内容です。
LINEスタンプ
自分でオリジナルのLINEスタンプを作って販売することで稼ぐこともできます。
自分の作りたいキャラを作ってそれを実際に使ったり使ってもらって稼げるとなると楽しみながら取り組むことができます。
LINEスタンプの報酬はショップで購入され、ダウンロードされるごとにお金がもらえますが、基本の値段は50円や100円あたりが多いです。
なので、報酬の単価が全体的にもかなり低いので大量の人の購入されなければ、月に数千円ほどしか稼ぐことができません。
また、今では企業、個人とともに大量のLINEスタンプが発売されていて飽和状態になりつつあるので、自分の知名度などが多少なければ稼ぐことは難しいかもしれません。
副業で稼ぐためのデザインの勉強方法
独学で勉強する
現在はネットを使えば無料でデザインスキルを身に付けることができます。
インターネットやTwitterなどのSNSでもデザインに関する情報はたくさん載っており、稼ぐまでのロードマップを紹介している人も中にはいます。
いきなりスクールや専門学校に通って勉強する前にネットを使って無料でデザインを学んでおけばスムーズに学習を進めることができたり、自分に合わなかったなどと途中でやめることも無くなります。
オンラインスクールで学ぶ
独学だと挫折しそうで不安という方であればオンラインスクールを受講してデザインを学ぶことをおすすめします。
オンラインスクールは有料のものも多く、多少の費用がかかってきますが、しっかり学んで行きたいという方にはおすすめです。
オンラインでデザインを学ぶ人におすすめなのがUdemyやTechAcademyです。
Udemyはデザインを学べるコースがあり、一つ数千円と低価格で勉強することができます。
TechAcademyはプログラミング学習で有名なスクールですが、副業で稼げるレベルのデザインスキルを身につけることもできます。
専門学校に通う
デザイナーとして本業で働けるレベルのデザインスキルを身につけたい方はデザイン関連の専門学校に行くことをお薦めします。
専門学校ではデザインの基礎から実務として働けるようなスキルを身につける事ができるので、副業としてももちろん稼ぐことができるようになります。
数十万円の費用がかかるデメリットはありますが、本気でデザインスキルを身につけたい方は思い切って行くのも良いかもしれませんね。
デザイン副業の仕事の取り方
クラウドソーシング
クラウドソーシングサービスを利用することでオンライン上でデザインの案件を獲得し、副業として稼ぐことができます。
クラウドソーシングサービスは相場は全体的に低いのでレベルの高いデザインスキルを持っている人からすると単価が安いかもしれませんが、副業始めたての人であればちょうど良いレベルの案件が多いです。
バナー作成やWeb制作の案件も沢山あるのでまずはこのクラウドソーシングサービスを使って副業を始めることからおすすめします。
中でも有名なサービスとしてランサーズやクラウドワークスが挙げられます。利用者が多く、案件の発注者も多いので仕事も獲得しやすいですよ。
ココナラ
ココナラはクラウドソーシングサービスと同じく自分のスキルを使って稼げるサービスです。
ココナラの案件もデザイン以外にもアプリ開発、動画制作、占いなど案件の種類が豊富にあります。
デザイン副業ではバナー作成、Web制作、イラスト以外にもSNSのアイコン画像の作成など少し変わった案件もあります。
単価は案件ごとに変わってきますが、副業で稼ぎたい方にココナラはおすすめのサービスです。
まとめ
今回はデザイン副業の種類や勉強方法について紹介しました。
デザイン副業で稼ぐ為には最初に数ヶ月スキルをつけるための学習が必要になります。
少し大変かもしれませんが、スキルを身につけることでデザイナーとしての道も開けるのでぜひ頑張ってみてください。