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プログラミング

【2022年最新】現場でよく使われるプログラミング言語一覧と詳細を詳しく解説

IT業界は常に進化を続けてきました。成長速度はどの業界をとってもダントツで早いと言われます。

そのため、これからプログラミングを学びたい人やもっとスキルアップしたい。と言う人に向けてIT業界別に使用頻度の高いプログラミング言語を紹介していきます。

IT業界一覧

IT業界には職種が多く存在します、

  1. Web・インターネット業界
  2. ハードウェア業界
  3. ソフトウェア業界

 Web・インターネット業界

企業向けWebサイト上の制作や運営、ネットワークの構築、インターネット広告の制作などのサービスを提供する業界のことを指します。

近年では個人のWebデザイナーやWebプログラマーなどが増え、さまざまな人に活躍の場が広がっています。

Web・インターネット業界で使われるプログラミング言語を解説していきます。Web・インターネット業界に携わりたい方は、これらの言語を学ぶことを強くおすすめします。言語特有のメリットや特徴について、詳しく解説していきます。

PHP

PHPWeb・インターネット業界で代表的に使われる言語です。主にWebサイトやWebアプリ開発、ECサイトやSNSに多く使われています。PHPのメリットは学習コストが少ないところで、プログラミング未経験でも挫折しにくいです。また、コードの記述量は他の言語と比べても圧倒的に少ないため、エンジニアの負担を減らすことにつながります。

開発の現場においては、短い納期でもコード量が少ないことにより開発を間に合わせやすくなったりします。

Rudy

日本人が開発した言語で、言語としては若いです。近年ではRubyもPHPと並ぶWebアプリ開発向き言語になっています。RubyもPHPと同じく、学習コストが少なく、勉強しやすい言語です。

Rubyの特徴として、「Ruby on Rails」という優れたフレームワークがあります。Ruby on Railsを活用することで、Webアプリの開発を素早くできます。他の言語の場合は、フレームワークの種類が多くあり、エンジニアはその環境にあった複数のフレームワークを勉強しておく必要がありますが、RubyはRuby on Rails一択のため、勉強時間を短縮できRubyのスキルアップをする方に時間をかけることができます。そのため、技術の向上に近道な言語といえます。

Python

Pythonは現存するプログラミング言語の中で一番、需要が高く汎用性が高い言語といえます。WebアプリやECサイトなどの開発における柔軟性が最も高いです。
しかし、コードの書き方の制約が多く、誰が書いても同じようなコードになりやすく、ソースコードの解読がしやすいです。そのため、チーム開発の効率化が見込めます。

その他に、機械学習にもよく使われる言語です。Pythonは機械学習ライブラリを多く使える上に、処理速度が他の言語に比べて圧倒的に速いです。

これからの時代に適した言語といえます。AIやIoT開発に携わりたい方におすすめできるプログラミング言語です。

JavaScript

JavaScriptは、Web関係には必要不可欠なプログラミング言語です。WebサイトやWebアプリ開発におけるフロントエンドの動作をかける言語です。いわば、Webページに動きをつけるための言語です。PHPやRubyなどは、バックエンド側の処理を書くのに使われたりします。たとえば、予約システムの裏側などです。

フロントエンド分野では、JavaScript一択でWebデザイナーなどになりたい方はHTML/CSS/JavaScriptを勉強していれば安定して仕事ができます。

SQL

SQLは、データベースを操作するための言語です。データベースとは、複数の主体で共有、利用したり、用途に応じて加工や再利用がしやすいように、一定の形式で作成、管理されたデータの集合を言います。他の言語ではデータベースを操作することができません。

WebサイトやECサイトなどほとんどにデータベースは使われているため、SQLの習得は必須です。SQLは他の言語とは全く文法が異なります。なので、プログラミング言語として認識して学習するのは向きません。個別のものだと認識して学習することをおすすめします。

HTML・CSS

HTMLとCSSは、Webサイトを構築するのに必要です。この2つは厳密にはプログラミング言語とはいえません。マークアップ言語と呼ばれるもので、感覚的にはパズルのようなものです。形が決まっていて、それを組み合わせていくといった感覚です。

Web業界のベースとなるものなので、最初の入口として習得しておく必要があります。

ハードウェア業界

パソコンやスマートフォンの本体であったり、家電や車などのあらゆる電子機器が入ったモノをハードウェアと言います。

このようなハードウェアを扱う業界をハードウェア業界といいます。その中には、機器を動作させるためのシステムを組み立てるエンジニア職などがあります。

組み込みエンジニアと言われ、電子製品に特定の機能を実現するためのシステムをプログラミングするエンジニアのことを指します。

C言語系

C言語は、主に冷蔵庫や電子レンジ、炊飯器などに内蔵されたコンピュータ(マイコンなど)を作るのに使われます。C言語はコンパイラ言語の分類に入ります。コンパイラ言語の特性で、ソースコードをコンパイラによって一括で機械語に翻訳することができる言語のことです。一括で翻訳する分、PHPやRubyなどより処理速度が高速です。しかし、古い言語ということもあり学習コストが高いのがデメリットです。

プログラマー、エンジニアとして就職・転職を考えている方はまずC言語を学習することをおすすめします。なぜかというと、プログラミング言語の開発言語として使われることが多いため、基礎の中の基礎を学ぶことができます。

そのほかにもC++、C#といったC言語からの波形が存在します。
C++はオブジェクト指向の概念を取り入れて開発されている言語です。オブジェクト指向のため大規模な開発でも使いやすくなっています。

C++の使われている場所は、Webアプリやデスクトップアプリ、ゲームなど、幅広く活用されています。言語としては難易度高めです。

C#は、マイクロソフト社が開発した言語です。C#はNet Frameworkというプラットフォームで動作させるために開発されました。C#もオブジェクト指向が使われています。C言語ぼ分類ですが、どちらかというとJavaに似ているため、Javaを習得済みの方は楽々に習得できます。

C#の使われている場所は、GUIアプリやWebアプリ開発で多く使われています。C言語に改良を加えて作られているため、習得難易度は低いです。

Python & MicroPython

上記のWeb・インターネットでも持ってきたPythonです。正直にPythonは最強です。Pythonができたらエンジニアとして食いっぱぐれることはないと言っても過言ではないと言えるでしょう。

組み込みで使われるPythonは、やはり機械学習やAIになります。ハードウェアを持ったものに手順や命令を与えるのに高速なPythonは相性がいいのです。

MicroPythonは、マイクロコントローラー向けに最適化されたPythonです。この言語はPythonを習得した人には使いやすい言語ですが、デメリットがあります。Pythonに比べて実行速度がさほど速くはありません。さらに、CやC++に比べてメモリー消費量が多いです。メリットは、習得が他の言語に比べて簡単です。

Rust

Rustは、Mozillaの従業員が開発したハイレベルなプログラミング言語です。特徴は、パフォーマンスと安全性の向上が図れます。

ITが発達するにつれて、インターネット上の犯罪も多くなってきました。皆さんも一度は映画などで見たことないでしょうか。黒い画面に緑の文字が写り、高速でキーボードを叩いているところを。そうです、「クラッカー」と呼ばれる犯罪者です。そう言ったハードウェアがハッキングに合う危険性などから守ってくれたりもします。また、バグも発生しにくくなっています。

しかし、Rustはコンパイルに時間がかかります。なので使い勝手が悪く、標準化されておらず、あまり普及していません。

ソフトウェア業界

ソフトウェアとは、ハードウェアに部類されるパソコンやスマートフォンの本体であったり、家電や車などのあらゆる電子機器が入ったモノに特定の機能を実現するための、手順や命令系統をきみ込んだプログラムのことです。

ソフトウェアを扱う業界では、コンピュータのシステムを制御するオペレーティング・システム(OS)上で起動する表計算ソフトや、アプリケーションの開発が主な業務です。

なので、Web・インターネット業界と精通した言語が多いです。
(PHP、JavaScript、Python)

また、ハードウェアの要素も引き継いでいるため、組み込み系の言語も多いです。
(C++、C#)

Go言語

Google社により開発された言語です。使用されているのは、著名なフリマアプリやニュースアプリなどです。設計者がUNIXの開発者で、言語体型のシンプルさと速度の速さが特徴的です。また、プログラミング言語では珍しい複数の機能との組み合わせが可能で、機能や利用者の数に変動があっても柔軟に対応してくれます。

比較的新しい言語で、これから普及していく言語だといえます。習得難易度はかなり高めです。なぜかというと、今までにはない複数の機能との組み合わせが可能な点があるため、今までもプログラミング言語学習とは一味変わってくると思われます。

Kotlin

Kotlinは2011年に発表された若い言語です。クラスなどの部分を組み合わせて構築するオブジェクト指向プログラミング言語です。文法が独自形式で非Java系言語なのですが、相互利用が可能という柔軟性をもち、Javaによりソースコードの呼び出しができ、元々あるJavaで構築されたシステムを活用して、グレードアップされたシステム・ソフトウェア開発ができます。

習得難易度ですが、かなり高いでしょう。Javaを完璧に扱える人がさらなるスキルアップとして取得するのには適していると思います。

Java

ほとんどのOSで動作する、世界で一番普及している言語とも言えるでしょう。Webシステムやアプリ開発、組み込み系システムなど幅広い分野で活躍しているプログラミング言語です。特にAndroidアプリや業務システムのソフトウェア開発に向いています。

オブジェクト指向言語の中でも古くから存在しています。過去にはインターネットの普及が少なく、実行速度が遅いというネックからJava言語は不便に思われていましたが、インターネットの高速化に比例してJavaは実行速度が速くなったことから、国内外とハズ広く使用されています。

習得難易度は高いですが、C言語の派生言語なので習得すると他の言語をスムーズに扱えるようになります。

まとめ

上記のように色々な種類のプログラミング言語が存在します。ここに記載されている言語はほんの一握りで、あげればまだまだあります。

こんなに色々なプログラミング言語があると何から勉強すればいいの?

そう思われる方もいると思います。

現役エンジニアのライターからお伝えすると、「エンジニア」になりたいと思う方は

C言語⇨Java⇨Python

この順番にプログラミング言語を習得していけば挫折することも少なくなると思います。

 

また、「プログラミングを勉強したい」と思う方。(まずは軽く)そんな方には

HTML/CSS⇨JavaScript⇨PHP

この順番に学習すればWebデザイナーとして副業感覚でプログラミングで稼ぐことも可能になります。

 

色々な言語があり、色々な学習方法がありますが、一番大切にすることは

「挫折しない」それを一番に考えてプログラミングに挑戦してもらえたらと思います。