路上ライブでお金を稼ぎたいと思っている人は少なからずいらっしゃるのではないでしょうか。実際に路上ライブをすることによって収入を得ている人はいますが、誰でも稼げるようになるわけではありません。なのでコツを押さえる必要性があります!
なので、路上ライブの実態や稼ぐコツ、路上ライブを始める上での注意点や始め方を紹介していこうと思います。
この記事を読んで、安全に路上ライブを行うポイントや稼げるようになっていきましょう!
この記事の目次
路上ライブでの稼ぎの実態
意外と知られていませんが路上ライブで収入を得ている人沢山います。
路上ライブをしている方の1日の平均収入は0円~20,000円ほど、行う時間帯や場所や地域によって大きく変動はありますが、1日1万円を超えていくためにはしっかりとした腕前や努力が必要になります。
しっかり努力して毎日安定して稼げれば、生活できるくらいにもなりますが、プロ顔負けのセンスを持っている人に限られます。
プロの歌手を目指している訳ではなく、お小遣い稼ぎであったり趣味の延長線として路上ライブを行いたいのであれば、以下のような工夫をしなければ稼ぐことは難易度が高くなります。
工夫例
・お金を出してくれそうな人が通る場所で行う
・あらかじめお金を入れておき、抵抗感をなくす
・協力者(さくら)を用意しておく
などが分かりやすい工夫例です。
最初から稼ぎ目的で行うよりも、まずはシンプルに路上ライブを楽しむことを意識してやって行った方が継続しやすいです!
路上ライブで稼ぎを増やす 5つのコツ
ここからは路上ライブでお金を稼ぐコツをお話しします!
路上ライブにするにあたって一番の報酬は、多くの方に自分の歌を聴いてもらうことにしている方も多いかもしれませんが、活動していくのに資金は必要ですよね!
なのでここでは行動心理学なども踏まえた上でお金を稼ぐコツを紹介していきます。
①ファンを作る
路上ライブで稼いでいくためにはファンを作るのが大切です。
ファンになってくれた人はCDなども継続して買ってくださったり、その場に来て聞いてくださるので安定して収入を得ることができます。
また、ファンを作ることによって路上ライブをするたびに観客になってくれるので、他の人の足も止めやすい状況を作ることが可能になってきます。観客が少ない状態では興味を持ってもらいにくいので、歌や歌唱力にだけで引き寄せられたとしても通行人の方はなかなか立ち止まってまで見てくれません。
②お金が稼げるところで演奏する
酔っている人やお金の使い方が緩い人を対象として演奏するのも稼ぐポイントです。
お金の使い方が緩くなりがちなところ(繁華街や歓楽街)で演奏すると、あっという間に大金を稼げることもあります・・・。これは5万円を一晩で使った時に、次千円を使うのがものすごく少額に感じられるという心理学的効果の『アンカリング効果』に基づくものです。
しかし、警察の規制が厳しいことが多いのでトラブルにならないように、事前に申請許可の有無を調べて手配しておく必要性があります。
③演奏した動画をSNSにアップする
撮影をした映像を編集して、動画サイトやYouTubeにUPしま見ましょう。サイトで動画が話題になって、路上ライブ当日のみだけでなく継続して収入を得ることができます。
例えばYouTubeであれば一番身近なな広告収入で、1再生0.1円~0.5円ほどの利益になったりします。投稿数が増えるごとに可能性も広がっていき一つの稼ぎ方なので、自分の今の現状を知るためにも始めるのがおすすめです。
④時間と場所を決めてしまう
路上ライブをする場所と時間を決めることで、認知されやすかったり固定の観客が見込めます。そして何より来てもらいやすいでしょう。
場所と時間が決まっていることで、仕事終わりや休みの日に予定を組んで行きやすいので固定ファンを獲得しやすくなります。固定ファンはお金だけをくださるのではなく、物の差し入れなどでサポートをしてくださったりご自身のSNSでも応援をしてくれるので、固定ファンは収入を上げていく中で強い味方になります。
なので固定のファンに安定して足を運んでもらえるように、路上ライブの開催は同じ場所と時間で開催するようにしていきましょう!
⑤インターネットやSNSで宣伝する
SNS等で路上ライブをすることを宣伝するのも今のこの世の中ではすごく効果的です。
路上ライブやSNSで知名度が上がり、メジャーデビューをする人も最近では増えてきています。実際に優勢になっている方も路上ライブを実施する旨の宣伝をしていました。
オンライン上で宣伝することで普通ではアプローチできない層にもできる可能性が広がっていきます。そしてSNSであれば無料で活動報告や告知・宣伝が簡単にできるので、是非積極的に行って行ってみましょう!
路上ライブで稼ぎを作る時の注意点
路上ライブの注意点を紹介していきます。
・稼いだお金は課税対象になる
・許可をとる
・周囲に迷惑をかけない
こちらの3つが注意点になります。上から順番に紹介していきます。
稼いだお金は課税対象になる
路上ライブで稼いだお金は課税対象になります。
ファンや通行人からお金をいただいたりCD販売による収益は全て課税対象になります。そしてアルバイトなどと同じように稼ぐ金額によっては確定申告の必要があります。
個人で行う場合は、年間20万円以上の収入があれば、確定申告を行う必要があります。もし、年間で20万円以上の収入を得ているのに確定申告をしない場合は、申告漏れや所得隠しとなり罰があります。
国の決まりではあるので知らなかったでは済まされない場合があります。そして年間20万円以上稼ぐと確定申告の必要があることを始める前に理解しておきましょう。
許可をとる
路上ライブをするときは、必ず許可がひつようになります。
路上ライブを始める前に、市役所や区役所に連絡して路上ライブの内容を伝える必要性があります。
伝える内容
・アンプの音量
・開催場所、時間
・演奏人数
路上ライブ中に許可を得ているのかという確認がしばしば見られます。許可を取ったかを確認される場合もあるので項目をメモするのは忘れないでおきましょう!
メモする項目
・連絡を入れた時の担当者
・連絡をした日時
・許可をとった相手(市役所、区役所)の連絡先
こちらはしっかりメモして、路上ライブを後ろめたさなく行なっていくために動いていきましょう。
周囲に迷惑をかけない
路上ライブをするにあたって、周囲に迷惑をかけないことが重要です。
例えば、音量が大きかったり就寝時間に行ったりすると、近隣住民に迷惑をかけることになったり、嫌悪感を持たれると居心地が悪くなりファンもできなくなったりします。そして自分の思ったとおりにパフォーマンスができなくなっていくでしょう。
以下のような気配りを持つことがポイントです。
・遅くても就寝時間で切り上げる(22時くらい
・歩いている人の邪魔にならないように広い場所で行う
・住宅がある場所は避ける
多くの人や幅広い世代が楽しめるような工夫を作っていきましょう。
路上ライブの許可の取り方
路上ライブでたまにあるのが、「警察に追い払われてしまった」「許可について聞かれた」といった部分になります。
なので取り方につてまとめていきます。
市役所、区役所に連絡する
まずは自分が演奏したい場所や時間を決めて、市役所や区役所などに連絡してみましょう。
上記でもお伝えしたように、「アンプは使うか?」「どのくらいの音を出すか?」「どのくらいの人数で演奏するか?」「何時から何時まで演奏したいか?」などをはっきり決めておき、伝えてください!
許可を事前に取ったという事実が一番大事なので、電話した時間や日付と担当した人の名前は必ずメモしておきましょう。
商店街などに連絡する
もし繁華街など人通りが既にあるところで行う場合は、商店街などに許可を取る場合も時にはあるでしょう。
商店街だと、路上ライブの客寄せとして歓迎しているところもあるので、気になるところが一度お願いしてみましょう。
まとめ
路上ライブはまずは足を止めてもらう、曲を聴いてもらう、そしてその対価にお金を払いたくなるというのは技術も必要ですがその他のコツを使うこともすごく大切です。
なので今回は人の行動心理学的な観点や、たくさんお金を得る方法や、ファンを増やす方法を解説していきました。
全てを取り入れようとすると大変なので、まずは頭に入れておいてできるものから始めて行ってみましょう!