この記事を見ている人で
『新しいことを始めたけど、途中で諦めて継続できない』
『継続しないといけないとわかっていてもできない』
と悩んでいる方は多いのではないのでしょうか?
継続するのはそう簡単じゃないですよね。しかしこの世の中で継続できている人が一人でもいるのであれば「自分には継続できない」というのは有り得ません。結局のところ継続できない理由というものはただの言い訳にしか過ぎないのです。
そこで今後継続して成果を上げていける人とと継続すらできなくて成果が上がらない人の違特徴であったり違いとはなんでしょう?今回はこの先の人生で継続できる人になれるためにお話ししていきます。
この記事の目次
継続できない人の7つの共通点
継続できない人には共通点があります。その共通点を知ることであなた自身がなぜ継続していけないのかを理解出来ます。理解することによって、どこを気をつければいいのか少しでも成長していけているのかをしっかり知れます。
なのでここでは、
「自分はこれが多いなぁ」
「ここを直していこう」
などを考えながら読んでいってもらえたらと思います。
共通点① やる気だけに頼っている
まず一つ目に継続できない人は、当日になってから「するか・しないか」をその時の気分だけで決めてしまうという傾向があります。
これをしてしまうと、「今日くらいならサボってもいいか」などとやらない日がどんどん増えていって気分が乗らない日は全くしなくなってしまうということが多くあります。
ただこれに関しては大きく目標を立て、スタートした瞬間に頑張り過ぎた人に多い思考です。この「今日くらい」という心理は出来ない自分を見ないようにごまかした言い訳になります。
そして、一度でも休んでしまうと再スタートしていくのが面倒になってしまいます。それは、最初の時の頑張りすぎたときのことを体が覚えていて、また同じことによって体力等を削ってまでするのがしんどいとなります。
「今日くらい」というのが継続できない挫折の一歩になります。
共通点② 継続するのが目的になっている
次が「継続すること」ばかりが頭に浮かびそれを目的にしてしまうこと。
例えば、「痩せる」という目標を立てたとしても
「そんなにやりたくないけど、でもやらなければいけないなぁ」
と我慢や辛抱をする人が一番要注意です。
これを目的にしてしまうと、しばらくしてから「今頑張って何につながるのかな」などと一番重要な目標を忘れてしまいます。
これは、真面目な人に多い傾向で、目標を達成するために「やりたくてやっている」というよりは「やらなければいけない」という心持ちをしてしまうということがあります。
そのため「達成するのための我慢」が辛くなっていき、継続するというのを苦に感じてくる傾向にあります。
共通点③ 結果を早く求め過ぎ
何事も継続しても、すぐに結果が出てくるものなんてすごく少ないです。
しかし継続できない人に限って「早く結果がないと頑張れない」と考えていく傾向にあり一生懸命取り組んでいるのに全く結果が現れなければ、だんだんバカらしくなってきて「自分には向いてない」みたいな言い訳になってきます。
そこから、
・どうせやっても意味がない
・自分には合わない
と思って、やめてしまいます。
共通点④ 行動する計画がない
いつ何をどうやるか?と予定が決まっていないと、何をしたら良いのかを迷ったりしてなかなか行動に移せなくなるというのがあります。
人間の考え方は具体的で分かりやすいものを好む傾向にあります。不確実で先が見えないものであったり曖昧なものだとどうしても迷ってしまい、行動力がみるみるうちに下がっちゃうんですよね。
やる気だけで突っ走ってしまい計画が全くなしに取り組むのは効率が悪いでしょう。
共通点⑤ 他人と比べてしまう
すぐに自分と他人と全てにおいて比べてしまう人です。
「なぜあの人は毎日継続できているのに私は出来ないのだろうか?」
というような考え方をする人です。
他人と比べても自分は自分なのに継続できない人は、自分には初めから無理だったと思い込込んでしまっている人がほとんどです。
共通点⑥ 本気で取り組もうとしない
中途半端な気持ちで本気で物事を受け止めて行なっていこうという人です。
先ほどもお伝えしたように計画を立てずに時間があったらやろうと、できたらやろうといった人も多いです。
こういった人の共通点としては、
「明日時間があればしよう」
「気分がいい時にしよう」
というように明日、明日と常に人は後回しをしていく生き物になります。しかし、これではいつまで経っても一歩も前に進むことすら出来ません。
共通点⑦ 完璧主義
全てを完璧にこなそうとするため頑張り過ぎてしんどくなり長続きがしません。
はじめから全てのことを完璧にできる人なんてほとんどいなくて、その中でも地味にコツコツ頑張っていける人が完璧に近づいていきます。なので最初から完璧を目指さなかっても6割程度の完成度でいいのです。
無理をしないで長い目でみて行うことが、継続するための鍵と言えるでしょう。
継続できるようになるメカリズム
「習慣化=継続」ということです。しかし、いつまで継続・習慣化したといえるのでしょうか。
例えば、勉強・読書等の「行動習慣」、ダイエット等の「身体習慣」を習慣化させていこうと思ったら大体3週間ほど継続すれば習慣化されると言われています。なので、まずは3週間を一つの目標として取り組むとそんなに長い期間でもないので、取り組みやすいと思います。
一方で、すぐ怒らないなどの「思考習慣」はもっと時間がかかってしまいます。大体半年を目安にして長い目で取り組んでいく必要があります。
例えば、怒ってしまった時に「今自分は怒っているんだ」と現状を受け止める。そして、そこから「怒らないための考え方」を意識的に行うことで、少しずつ習慣化していけます。1カ月ほどしっかり意識して取り組んでみて、以前よりも少し考え方が変わった実感があればあとは1ヶ月間意識したことをそのまま継続していくだけになります。
継続できない人ができるようになるコツ
先ほどお伝えしたように継続できない人には共通点があります。しかし逆に継続できる人にも共通点は存在するのでその継続できている人がやっているコツをご紹介していきます。行動・身体・思考に分けて、習慣化するためのコツをそれぞれお伝えします!
読書や勉強等の行動的習慣を身につけるコツ
1回に取り組む量を最小限にする
何か始める時に、いきなりたくさんやろうとすると挫折することが多いです。できるだけ取り組む量を最小限にすることを心がけて、続けることということに着目しましょう。
例えばですが、読書を始めていくなら1日2ページほどの少ない量からスタートしていきましょう。そして慣れてきたら5ページ、10ページ、20ページみたいな感じで増やしていくの方が無理なく進められます。
甘いものを食べる
自制心を働かせる時には、脳のエネルギーをたくさん消費するので、習慣化していくためには自制心が必要になってきます。脳にとってエネルギーの源になるのは糖質なので甘いものを食べるのがおすすめ!
血糖値が下がると自己コントロール力が弱まります。なので気合いを入れて取り組みたい時は甘い飲み物やチョコレートを食べてから始めるようにすうると今までと違う感覚を持てるでしょう。
生活動線に対象のものを置いておく
勉強や読書などを習慣化させて継続するためには、生活動線の中にきっかけを作るのが大切です。
毎日使うソファやベッド、もしくはトイレに本や参考書を置くことで、使用した時に自然と目に止めることができます。自分の1日の行動を想像して、継続したいものを最適な場所に置きましょう。
ダイエットや早起きなどの身体的習慣を身につけるコツ
継続できなかった後のことを考える
今まで途中でバカ食いしたり寝坊したりして継続できなかった時、どんな感情になったか想像しましょう。継続していない時にだったら満足すると思います。しかし、実際には後悔やマイナスの気持ちの方が大きくなります。
「自分の欲求を満たすためにやったことなのに楽しくもないし満足できなかった」という経験に目を向ければ、「今ここで欲求に負けてしまったら嫌な思いをする」と想像でき、習慣化につながっていきます。
量ではなく質を高める
例えばダイエットを始める時に食べる量を一気に減らしていき、運動する量は一気に増やす、などといった量を変動させる方法だとどうしても強い気合いや相当な決心がいるので少し限界があります。
食べる量を減らすのではなくいつもより健康的な食事をしたり、運動でも一気に何時間も始めるのではなく少ない回数や短い時間で進めていくことによって負担が大分減らせることができます。
量ではなく質を変えるとラクに習慣化できます。
ポジティブな言葉を発言する
例えばダイエットであれば、「毎日継続していれば理想の体型になれる!」というように、行動を起こす際ににポジティブな言葉を発することによって、改めて目標を確認できたり、やる気を引き出すことができるので気持ちもそちらに引っ張られていきます。
ちょっとめんどいと思った時もそうですし毎日少しずつ、ポジティブワードを発してやる気スイッチを押せる準備をしていきましょう!
考え方などの思考習慣を身につけるコツ
現状を受け入れる
考え方は簡単には変わるものではありません。
なので、今まで通りの考え方をしてしまっている時に「今、私はこう考えてしまっている」と現状を受け止めるところが一番大切になります。まずそれができるようになってからそ新しい考え方に目を向けてみましょう。
「こう考えちゃダメだ!」と否定的な考え方をしてしまうと自信がなくなったり、なかなか新しい考え方が自分に入らないですし目を向けることができません。
一呼吸置いてみる
人の考え方にはそれぞれ癖があり、それ変えるためには時間がすごくかかります。直感的に行動していると今までの考え方を全く何も変わらず進んでしまうので、考える時は一呼吸置く癖をつけましょう。
「ちょっと落ち着こう」と一歩止めるだけでも、新しい思考習慣が身についていきます。
鏡に向かって話しかける
鏡に映る自分に対して話しかけてみて言い聞かせるのも効果的です。
「私は〇〇だと思うんだ」と言ってみて、鏡の中に映る自分に対して新しい思考を声に出して自分に言い聞かせてみましょう。人は声に出して認識することで、一気に思考もその方向に持っていくことができると言われています。
「どうしたら継続できるのか」を考えて工夫する
今までしてなかったような新しいことを継続するためには、まず慣れることが必要になってきます。そこで、必要になってくるのは慣れるまで継続できるような小さなことでもいいので自分で工夫することです。
多くの人は継続が苦手だと言いますが、それは本当に自分で継続できるように工夫をしているのでしょうか?人間は元々最初から継続が得意なわけではありません。その中でも自分でどうやったら継続できるのかを真剣に考えられるかだけなのです。
工夫とは何かというと、自分が長く無理なく続けられる量を考え、仕組みを作ることです。
小さな目標を重ねていく
スタートから頑張りすぎないようにして、やっていて楽しいと感じる位のスモールスタートすることがすごく大切になってきます。
このコツとしては、新しいことを何かを始めるときにまず「まずは5分だけからスタートしてみよう」とか、「とりあえず3日間だけやってみよう」とすごく簡単で小さな目標を決めましょう。
例えば、ダイエットのためにをしようと決めたとしましょう。
「とりあえず、腹筋10回してみよう」
「とりあえず散歩にいって動いてみよう」
「とりあえず、いつもより一品減らしてみよう」
このように「とりあえず」を重ねて小さな目標にしていきましょう。そして、もし挫折しそうになったら、「とりあえず5回でも腹筋していこう!」と自分に伝えてみてください。
そこから慣れてきたら、自分のペースで時間や量の両方を少しずつ増やしていけばいいのです。工夫は色々ありますが、あまり思いつかない方に関してはこの「とりあえず」を使って継続できるようにしてきましょう。
継続できるまでの注意点
継続できない人が最初に注意するポイントは一つだけです。
それは「習慣になるまで休まないこと」です。
「そんなこと出来ない、1日も休めないなんてしんどい」と思っていませんか?最初は「とりあえず」を使えばそんなに無理をしないでも毎日続けていけます。そうやって少しずつ毎日することによって習慣づけるのが、持続するための方法になります。
ほとんどの方が毎日歯を磨きますよね。「今までハミガキに挫折した」という人の方があまりいないと思います。なぜかというと私たちは、今まで続けてきたハミガキが習慣になっているので、何も考えずとも時間になれば毎日歯を磨いていると思います。
こういう風に、「無意識だとしても継続できるところまで続けること」が大切です。
最初はしんどいことでも一度習慣化してしまえば、苦がなく毎日こなせるようになります。そのためには、1日も休まないようにするいうのをまずは心がけていきましょう。
まとめ
今回は継続できない人の特徴から継続していくためにというところをお話ししていきました。
今までなかなか継続できないという方も多かったのではないでしょうか?それを今回のブログをきっかけとして継続した先に待っているものや達成感を味わっていってみてください!
無理はしないで「こんな風になれた!」「こんなに効果が出た!」と言えた自分やそれを達成した後の生活を想像しながら、自分のペースで毎日コツコツと続けてみてくださいね。