今後、グローバル化によって、英語を使える人材はより一層必要となっていきます。ですが、英語を話せるようになるにはある程度の学習時間も必要です。
そんな時に企業として英語ができるフリーランスがいればすぐに戦力として雇うことができます。そのため、近年では英語ができるフリーランスに仕事を外注する企業も多くなってきました。
今回は英語を使ったフリーランスの仕事は具体的にどんな仕事があるのかお伝えします。将来的にフリーランスになりたい方は要チェックの内容です!
英語を使うフリーランスの仕事まとめ6選
通訳
仕事内容
通訳の仕事は国際会議の通訳や放送通訳などでの同時通訳、会議や研修などで発言一区切りごとに通訳する逐次通訳があります。
同時通訳の場合、逐次通訳よりも高度なスキルが必要とされています。
スキルレベル
通訳者になるためにTOEIC900点以上、英検1級のレベルは必要です。また、通訳は瞬時に訳さないといけないので瞬発力やビジネスの場では言葉遣いにも気をつけなければいけません。
フリーランスとして通訳者で活躍するためにはとにかく人前で通訳をするという経験を積むことをしましょう。
翻訳
仕事内容
翻訳は日本語の文章を外国語に訳す、外国語の文章を日本語に訳す仕事です。
翻訳は小説や日本語を訳す文芸翻訳、海外ドラマやニュース番組を訳す映像翻訳、一般企業の契約書、決算書を訳す産業翻訳があります。
スキルレベル
翻訳の仕事を行う上で必要な資格は特にありませんが、最低でもTOEIC800点以上のレベルは必要です。
また、翻訳ではただ訳すのではなく読者にわかりやすく適切な言葉で訳す必要があります。そのため、英語能力と同時に日本語能力も磨き続けなければいけません。
ツアーガイド
仕事内容
ツアーガイドは外国人が日本に訪れた際に案内する国内ツアーの外国語ガイドと日本人が海外に旅行した際に案内する海外ツアーのガイドがあります。
ツアー利用者の方に観光名所を案内しながら、一緒に思い出を作れるので非常にやりがいがある仕事です。
2020年には東京オリンピックもあり、これから外国人も増加していくのでツアーガイドの仕事も需要も増えていきます。
スキルレベル
ツアーガイドは英語力の他に現地の地理や観光名所、生活なども知っておかないといけません。お客さんが旅行を満喫してもらうために相手の気持ちを理解し、提供できるコミュニケーション能力も必要です。
国内ツアーガイドの仕事はバイトで始めることができるのでフリーランスになる前に副業として経験しておいても良いでしょう。
英会話講師
仕事内容
英会話講師の仕事は子供向けの英会話教室やオンライン英会話講師などがいくつか種類があります。
また、働き方も様々で校舎に通いながら働く方法もあれば、オンライン英会話講師として在宅で働くこともできます。
「人に英語を教えるのが好き」「子供に英語を教えたい」と思ってる方にとって英会話講師は非常にやりがいのある仕事です。
スキルレベル
英会話講師をする上で英検準1級、TOEIC800点程度の英語力は必要です。ですが、生徒の年齢層やレベルなどスクールによって多少は変わってきます。
英語を使ったライターの仕事
仕事内容
日本に興味がある外国人に向け、日本の観光地や文化を紹介する記事作成の仕事です。
ライターは語学力も必要になりますが、日本に関する知識や外国人のニーズなど海外の情報も知っておいた方が良い記事が書けます。
自分自身で海外や日本についての情報を調べながらオリジナルの記事を書きたい方にはおすすめの仕事です。
スキルレベル
ライターとして働くためにネイティブに伝わる語学力が必要です。言葉の言い回しや内容が充実していないと評価されません。内容を充実させるためには専門的な知識も必要となります。
英語を使ってフリーライターとして活躍するためにはTOEIC800点以上のレベルが必要と言えるでしょう。
日本語学校講師
仕事内容
外国人と交流を増やしたい方におすすめの仕事が外国人に日本語を教える講師です。
外国人留学生や外国人留学生の増加に伴って日本語学校の需要は高まっています。その為、フリーランスで日本語学校の講師ができる人材の募集も増えています。
スキルレベル
日本人講師は日常会話ができるレベルの英語スキルは必要です。基本的に日本語を教えるので日本語を話すことの方が多いですが、時には英語でコミュニケーションを取らなければいけない場合もあります。
また、日本人講師は外国人にわかりやすく日本語を教えなくてはいけません。日本語は他の言語に比べ、習得の難易度が高いです。積極的に外国人とのコミュニーケーションを取ることが大切になっていきます。
英語を使う仕事でフリーランスになる流れ
フリーランスになるまでの一番多い流れが企業に就職し、実務経験を積んでからフリーランスになる流れです。企業に入ることで実際の仕事の流れや英語力を身につけることができます。
また、企業で経験を積むことでフリーランスになった際、仕事を依頼する側からすれば企業で働いた実績があれば信頼ができ、仕事ももらいやすくなります。
もちろん就職せずスクールや独学で英語を勉強し、フリーランスになる方もいます。しかし、実績がないとスキルがあっても仕事が獲得しにくいのであまりおすすめはできません。
英語を使った仕事でフリーランスになりたい方は就職でスキルを身につけてからが最も良いルートと言えるでしょう。
まとめ
今回はフリーランスが行う英語を使った仕事についてお伝えしました。
今後、より一層グローバル化が進んでいき、外国と関わる機会が増えていきます。日本語以外の言語が話せるのは仕事において大きな武器になるでしょう。
フリーランスで英語を使う仕事はたくさんあるのであなたに合った仕事を選んでみてください。