wantedlyはここ数年で人気が出てきた転職サービスです。
今では転職サイトはいくつも種類がありますが、
wantedlyを使うことでベンチャー企業についての情報を詳しく知ることができたり、企業の担当者に直接話が聞くことができたりとwantedlyならではのメリットもあります。
なので、今回はそんなwantedlyの特徴やメリット、評判について詳しく紹介していきます。
この記事の目次
wantedlyとは
wantedlyは2012年からサービスがリリースされ、企業と就活生や転職希望者の採用や転職、インターンなどを提供するサービスです。
会員数は120万人、連載企業社数は3万4,000社以上となっています。
掲載企業の職種は情報通信、コンサルティング、広告、メディア、人材など幅広く存在します。
内容は転職サイトと似ていますが、通常の転職サイトよりも硬い感じはなく、選考前に企業の担当者に話を聞きに行くこともできたりします。
気軽に企業の担当者と話ができたり、ビジネスに関して興味を持つことができるのでビジネスSNSとも言われています。
ここからはリクナビやマイナビなどの大手サイトとは違ったwantedlyならではの特徴を見ていきましょう。
wantedlyの特徴
ベンチャー企業の求人が多い
wantedlyに掲載されている企業は従業員数が100人以下のベンチャー企業が多くあります。
「自分は勢いのあるベンチャー企業で働きたいんだ!」という方であればおすすめですが、大手志望の方にはあまりおすすめできません。
wantedlyにベンチャー企業が多い理由としてサイトへの掲載料が他の求人サイトよりも安い為、資金が少ないベンチャー企業が多くなっています。
とはいえ、ベンチャー企業の中でもこれから伸びていくような話題の企業もいくつか存在するのでベンチャー志望の人にはおすすめと言えます。
IT系の職種が多い
wantedlyに掲載されている企業は今ではITやコンサルティング、広告、人材、メディア、飲食、教育など幅広くありますが、元々はITリテラシーの高い職種(エンジニアやディレクターなど)が中心でした。
その為、今でもエンジニアやデザイナー、ディレクターなどを募集している企業は多く存在しています。
今ではIT人材の需要増加に伴い、エンジニアを目指す人も多く、将来的にエンジニアになりたい人にとってはwantedlyは活用しておきたいサービスです。
IT業界以外にもマーケティング業界の求人も多かったりするので、興味がある方はwantedlyを使うことをおすすめします。
有料会員になることでアピールできる
wantedlyは基本的に無料でも充分な利用ができますが、プレミアム会員になることでさらに有効活用することができます。
プレミアム会員には月額2,980円支払うことで会員になることができ、
プレミアム会員になると企業からあなたへのスカウト数が多くなる、企業にプロフィールが見られやすくなるなどの機能があります。
wantedlyを利用して本気で転職したいと考えている人はプレミアム会員になっても良いかもしれませんね。
wantedlyを使うメリット
企業の担当者と直接話せる
wantedlyでは自分が気になった企業があれば「話を聞きに行きたい」というボタンがあるのでそれを選択してエントリーすることで実際に担当者から話を聞くことができます。
もちろん、企業の都合にもよるので全てが全て話を聞けるわけではないので注意しておきましょう。
このように通常の採用と違ってまずは気になった企業と面談などを通して自分にあった企業か選べるというのはミスマッチを塞ぐ上でとても良い方法とも言えるでしょう。
相手からスカウトしてもらえる
wantedlyでは自分から企業にアピールして話を聞きにいったりするだけでなく、相手企業から自分にスカウトが来ることもあります。
企業も会社に合った人材や優秀な人材を獲得したいと考えているので、あなたがその人材に値すると見られればスカウトが来ます。
スカウトしてもらう為にもプロフィール欄は充実させておきましょう。
写真や自己紹介、長所や短所、これまでどんな事をやってきたのかなどしっかり書いておく事で企業もあなたのことをよく知ることができますよ。
wantedlyを使うデメリット
給料や福利厚生は確認できない
wantedlyを使ってみるとわかると思いますが、サイト上で給料や福利厚生などを確認することができません。
その理由として、wantedlyでは企業理念に共感する人や仕事内容に合うなど企業とその人自身がミスマッチしないようにする為です。
なので、給料や福利厚生などの待遇面については細かく書かれていません。
給料や福利厚生を重視する人はあまりおすすめではないかもしれませんね。
大手企業の求人数が少ない
メリットのところでも少しお話ししましたが、wantedlyはベンチャー企業の求人が多くあり、大手企業の求人は少ないです。
また、ベンチャー企業の多くが東京や大阪といった都市部に本社が位置している企業も多いです。
その為、大手企業に転職や地方で転職を希望している方にとってはwantedlyではなく、他の転職サイトやエージェントを使うことをおすすめします。
wantedlyの評判
wantedlyにはネット上を見ていても良い意見が多くあり、評判は良さそうです。
とは言え、中にはあまりおすすめできないと言った人もいるので意見をまとめてみました。
【良い評判】
・「大手サイトには載ってないような企業が多い」
・「気軽にエントリーができる」
・「掲載されている企業数が多い」
【悪い評判】
・「中途採用や経験者を募集している企業が多かった」
・「大手企業は少ない」
などの意見がありました。
良い評判の中には他の求人サイトと違うwantedlyならではの良さが多く書かれており、自分の希望に合う人であれば有効活用できるでしょう。
メリットでもお話ししましたが、ベンチャー企業なども多く、他の求人サイトではなかなか見つけられない企業を探すこともできます。
一方で、悪い評判の一つに「中途採用や経験者募集が多い」というのはベンチャー企業は即戦力で活躍してくれる人材が欲しい企業が多く、新卒採用をしていない企業はいくつもあります。
このようにwantedlyは人によって合う合わないがありますが、評価や評判も全体的に高いサービスなので是非、使ってみてください。
まとめ
今回はwantedlyの特徴や評判について紹介しました。
今では転職サイトはたくさんありますがそれぞれにメリット、デメリットがあります。
その中でもwantedlyは掲載企業数も多く、特にベンチャー転職をしたいと考えている人にとってはもってこいのサービスなので使ってみてください。