現在では、若くして起業している人も多く、学生起業家と言われる人も年々増えてきています。
ファッションブランドやサービスを自分で立ち上げて起業してみたい大学生も多いのではないでしょうか?
就職を経験してから起業する人も多いですが、大学生ならではの起業のメリットももちろんあります。
なので、今回は大学生が起業することのメリット・デメリットや起業して成功する為のポイントなどお伝えしていきます。
起業に少しでも興味がある大学生は必見の内容です!
この記事の目次
大学生で起業するメリット
失敗しても再チャレンジができる
起業しても全員が全員成功するとは限りません。しかし、50歳で起業し失敗するのと20代前半で起業し失敗するのとでは今後のキャリアも大きく変わってきます。
20代で起業し失敗してもまだまだ人生は長く、チャレンジし直すことができます。失敗を活かして勉強してからもう一度起業して成功する経営者も多くいます。
他の学生よりも成長・経験ができる
大学生で起業することで経営者としての立場で物事を考えることができます。経営者を経験することでアルバイトで働く普通の大学生とは考える視点が変わってきます。
また、大学の授業で経営学や経済学を学ぶよりも実際に行動することで知識も圧倒的に身につきます。
普通の大学生と起業した大学生の成長度合いは全く違います。会社を経営する為に必要なお金や人材について学んできた大学生が遥かに成長するのは言うまでもないでしょう。
仮に起業してうまくいかず就職することになったとしても起業してチャレンジした経験は就職活動の面接の場でアピールすることができます。
大学生で起業するデメリット
学業が疎かになる可能性がある
起業して事業をやっていくのは簡単なことではありません。
事業を成功させる為には多大な労力と時間が必要になります。時間に余裕がある大学生でも授業を休んで仕事をしなくてはいけない時もあるかもしれません。
仕事に打ち込みすぎて学業が疎かにならないように注意しておきましょう。
責任が大きい
起業するというのはのは会社のトップになって働くと言うことです。大学生であっても会社の代表という立ち位置には変わりません。
会社として事業をおこなっていく上では法律や税金関連のこともしっかりやる必要があります。
法律を知らなかったからといって許されるわけはなく、自分の知識不足で取引先とトラブルになる可能性もあります。
起業することで背負う責任も大きくなります。自分の知識で賄えない場合はその専門分野の人に手助けしてもらうことも時には必要になります。
学生だからと舐められることがある
大学生で起業すると営業先から「若くてまだ未熟だ」と信用を得られず、仕事をもらえなかったりする場合もあります。
社会経験が無く知らないことが多いというのも事実です。
簡単に信用を得ることは難しいかもしれませんがきちんとビジネスマナーを身に付けたり、インターンで実務経験を積むことで相手からの信用度も変わってくるでしょう。
学生で起業することはメリットばかりでは無く、学生だから出てくるデメリットもあります。
大学生におすすめの起業方法
自分でサービスやアプリを開発する
こちらは専門知識が必要になりますが自分でアプリやサービスを立ち上げて起業することができます。
自分が開発したサービスやアプリが広まり起業して会社経営している人もたくさんいます。
Facebook創業者マークザッカーバーグも大学生の頃自らサービスを立ち上げ、それが今では世界中に広まっています。
また、仮に自分のサービスがあまり広がらず失敗したとしても自分でサービスを作れるプログラミングスキルがあれば、HP制作やシステム開発の受託事業で起業することもできます。
セミナー、イベント運営
学生向けのセミナーやイベントを運営して起業することもできます。
学生に向けた内容としては就活系のセミナーやインフルエンサーやYoutuberを呼んだエンターテイメント系のイベントなど幅広くあります。
セミナーやイベント運営は顧客が支払う参加料で利益が出ます。どれだけ面白い内容でも参加してくれる顧客が少なければ利益が出ません。
その為にもセミナーやイベント運営で成功させる為にはどれだけ集客できるかが鍵になっていきます。
他にもイベントを運営する上で場所代や食事代などもなるべく抑えることを意識して開催する必要もあります。
失敗のリスクを減らす為にもまずは小規模のセミナーやイベントから運営していきましょう。
物販ビジネス
大学生のおすすめの起業方法として物販ビジネスがあります。物販ビジネスは簡単に言うと、商品を安く仕入れ高く売って稼いでいくものです。
物販ビジネスを行うメリットとしては「即金性が高い」「簡単に始めることができる」などがあります。
仕入れた商品が売れたらすぐに利益が入ってくるので数あるビジネスの中でも即金性が高いです。
また、売れている商品はどんなものがあるか情報収集し、仕入れるだけなので初心者でも簡単に始めることができます。
どんな商品が稼ぎやすいかは以下の記事に書いているので参考にしてみてください。
最初は家にある要らないものをフリマアプリで稼いでいくのも良いですね。
家庭教師や個人塾を経営する
大学生であれば、小学生や中学生向けに家庭教師や個人塾を経営するのも良いかと思います。
国語や数学、社会など全ての科目を教育するのはかなりの知識が必要になるので、英語専門塾や今、需要が伸びているプログラミング教室など一つの科目に特化して教える方が大学生にとって始めやすいでしょう。
必要なスキルは教育科目の知識と指導場所、教材費のみなので比較的始めやすいです。
大学生起業で成功する為のポイント
起業スクールに通う
起業して成功する為にもまずは起業スクールに通って起業について学ぶのも手の一つです。
起業スクールで学べる内容としては経営に必要なスキル、実際に事業プラン作成、プランのフィードバックなどがあります。
起業スクールに通うメリットとしては経営について学べることの他にも同年代で起業を目指している意識の高い大学生との人脈ができることです。
他の大学生と積極的に意見交換することでたくさんの知識を吸収することができます。
起業スクールも国内に数種類あるので学べる内容や講師の実績、スクールの実績など事前に調べてから自分にあったものを選びましょう。
中でも、WILLF(ウィルフ)は完全無料で通うことができるのでおすすめです。
ビジネスコンテストに参加する
ビジネスコンテストとは、起業を考えている参加者が様々なビジネスプランを提案し、その優劣を競うコンテストのことです。
ビジネスコンテストに参加することで自分のビジネスプランのレベルをすることができたり、最終審査に残ると企業の社長などに直接フィードバックをもらうこともできます。
また、ビジネスコンテストで優勝することができれば優勝賞金が出ることも多く、その賞金を起業資金にすることもできます。
これから起業することを考えている大学生であれば、実力試しでビジネスコンテストに参加すのも良いですね!
まとめ
今回は大学生起業においてのメリットやデメリット、おすすめの起業方法についてお伝えしました。
大学生で起業して成功するのは決して簡単とは言えませんが、挑戦することで将来に大きな影響を与えることは間違いありません。
一度きりの大学生活、悔いなく過ごしましょう。もし起業しようか悩んでいる人は一人で悩むのではなく、周りに相談してみてくださいね!