2020年ごろから急速にプログラミングで副業をする需要が高まったことをご存知でしょうか。
コロナが広まり収入が激減したり、在宅勤務になり急に暇な時間が増えた社会人の方や学生の方は多いと思います。そこで注目されたのが「副業」です。
しかし、日本では就職以外の収入源を作る文化が少なく「何をしたらいいのかわからない」という方が多く入られました。そんな時にIT業界はすぐさま手を打ったのが始まりです。
近年では多く耳にするようになった「THCH CAMP」や「DMM WEB CAMP」などがあります。そのほかにも数多くのプログラミングスクールが展開されています。
この記事では、
- どうしてプログラミングを元に副業が可能になるのか
- 少し出遅れてしまったが、これからプログラミングを用いて副業が可能なのか
- 実際に今からプログラミングを学んで収入が生まれるのはいつなのか
をメインに詳しく解説していきます。
この記事の目次
プログラミングで副業は遅くない
どうして今からプログラミングを学んでも遅くないといえるのかというと、その理由は3つあります。
- 2022年の今、プログラミング初級者の方が圧倒的に多いから
- プログラミングで稼ぐ場所がアウトソーシングが多いから
- 将来性のある分野で人手不足だから
この3つを解説していきます。
2022年の今、プログラミング初級者が多い
2020年にプログラミング学習が大いに注目を集めました。
その影響が大きく、プログラミングスクールの市場規模は、子供から大人向けまで急速に拡大してきました。
プログラミングは、比較的学びやすく早い人だと3ヶ月程度で初級者のレベルに到達することが可能です。
しかし、初級から中級レベル(現場で活用できる)ようになるまでの期間が長く、早い人でも実務経験1年〜2年を要します。
つまり、2020年からプログラミングを始めた人の多くは初級者のレベルにいるわけです。
ライターの実体験から、プログラミング学習には大きく2つの壁が存在します。
- ITの前提知識がなく、プログラミング初体験から学習し始める時
- 初級者から中級者に上がるために学習する時
必ずしもぶつかる壁ですが、ほとんどの人が初級者のレベルから中級者のレベルに上がる前に学習を終えてしまいます。
どうしてかというと、プログラミングは最初触る人には優しいですが、実務レベルで使えるプログラミングスキル(中級者)は、全くの別物です。
その現実をまじまじと受けてしまうと、挫折してしまう人が多いのです。
プログラミングで稼ぐ場所がアウトソーシングが多いから
プログラミング初級者がまず仕事をするとなると、外注されて受ける案件でクラウドソーシングがほとんどです。
多くの案件がありますが、上記の通り一気にクラウドワーカーと呼ばれる人が増えたため、案件の単価は日に日に下がり、獲得が難しくなってきています。
プログラミングで稼ぐには、大きく3つの方法があります。
- クラウドソーシング(初級者)
- 企業案件(中級者)
- IT企業に就職(中・上級者)
多くのIT企業では、副業として働ける人材を常に募集していましたが、応募が少ない・スキル不足というばかりで需要はあるけど供給がないという悲しい状況でした。
ですので、ほとんどの人が中級者になれていません。もしくは募集していることに多くの人に目に止まらないと思われます。
プログラミングを中級者レベルまで高めて企業案件を受けることができると、単価が高くなるので、月に10〜30万円を稼ぐことも可能になります。
なので、これからプログラミングを思い切って学ぼうと考えている方は、ぜひ中級者レベルまではなんとかいけるようにして、安定して企業案件を獲得することを目標にして始めて欲しいです。
将来性のある分野で人手不足だから
実はプログラミングは1つの言語だけに絞り込むと、学習コストを抑えることができ、その他のプログラミング言語も習得にさほど時間を要しません。
IT業界は常に進化しています。
そのため、新しい言語や技術が出てきた時、新しい技術を習得するのに過去の経験を活かせるのですぎに身につけることが可能になります。
将来的にはAIが人間の代わりにプログラミングができるようになると言われていますが、AIもプログラミングあってのAIです。そのため今からプログラミングスキルを中級から上級へと上げられるような学習ができれば、仕事を失うリスクがなくなります。
さらに2020年に流行ったプログラミング学習が2年後から学ぶのが遅いと思われる方もいると思いますが、日本では2030年に70万人のIT人材不足を出すと予測されています。
ITの未来は明るいですので今からプログラミングを学んでおけば、職に困ることはほぼないと言えるでしょう。
プログラミングを副業にして稼げる 額
実際にプログラミングスキルを身に付け副業として月に稼げる額はいったいどのくらいなのかを解説していきます。
ここでは実際に求人として出ている案件を元に副業エンジニアとして、週3日勤務で稼げる額を提示していきます。
まず1つ目に、
こちらの企業案件は週に3日在宅勤務するだけで、月に50万円の報酬を得ることができます。週4日休んで、週3日だけ仕事している夢のような生活ですよね。
2つ目は、
Webエンジニアです。Web系は学習コストが少なく短期間で習得が可能です。そのため多くのプログラミングスクールでは、初心者向けにWeb系のプログラミング言語の習得サポートをしているところがほとんどです。
学習コストを抑えて、早く習得することができ、週に3日勤務するだけで月に30万稼げる、主婦さんや在宅勤務を強く希望する方には夢のような職業ですよね。
その他にも、中級者向けには数多くの案件が掲載されており2022年2月に確認したところ上記の内容が1,000件を超えていました。
今からプログラミングを学んで稼げるようになるまで
今からプログラミングを1から学んで副業で稼げるようになるまでにはどれぐらいの時間を要するのか。
上記でも説明したように、プログラミングを習得するのには早くて3ヶ月、そこから実務経験を含めて1~2年とご紹介しました。
引用元:SAMURAIENGINEER
実際プログラミングを副業として稼いでいる人が稼げるようになるまでに要した時間を平均すると、「独学」では1,000時間要すると言われています。集団授業(専門学校など)では500時間、プログラミングスクールでのマンツーマン授業であれば300時間で習得が可能と言われています。
独学の場合、自分で参考書を見ながら理解していく必要があり、わからないところなど出てくるとそれを解決し理解するのに時間がかかります。
そのため、「プログラミングで稼げるようになるためには1,000時間かかる」ということです。
まとめ
実際1,000時間かかるかどうかは、プログラミング言語によっても変わってきます。
異なる言語で予測したものです。
- HTML/CSS
- JavaScript
- Java
- Ruby
HTML/CSS
1つ目は『HTML/CSS』です。
Webサイトを作成する際に使われる言語で、HTMLはサイトの骨組みを作り、CSSはサイトをデザインする装飾に使えます。
ご自身でホームページを作りたいや、ポートフォリオサイトを作りたいという方にはオススメです。
HTML/CSSの習得には、2週間〜3ヶ月あれば基礎から習得が可能になります。
JavaScript
2つ目に『JavaScript』です。
JavaScriptは主に、Webサイトに動きをつける際に使われたりします。文字をふんわり表示されたり動いたりするという動作に使われます。
学習コストも少なくプログラミング言語の中では1番初心者に触りやすい言語ともいえます。
JavaScriptの習得にかかる時間は、基礎から含めて15時間〜30時間とされています。
Java
3つ目は『Java』です。
Javaは、プログラミング言語の中でも需要が高く古い言語で習得している人が多い言語でもあります。
主にWebアプリやスマートフォンアプリの開発に使用されます。
Javaの習得にかかる時間は、基礎体と300時間とされています。
プログラミングを身につけて就職したいと考えている人には1番おすすめできるプログラミング言語です。
Ruby
4つ目は『Ruby』です。
Rubyは、主にシステム開発や近年ではJavaScriptの代わりにWebサイトに用いられたりしている、日本人が開発した比較的新しめの言語です。
近年注目度の高い言語ですので身につけておくと、この先収入を上げることができると思われます。
Rubyの習得にかかる時間は、基礎からなら半年で可能とされています。
ぜひこれからプログラミングを学習したいと考えている方がいれば初級者で終わるのではなく、しっかりと中級者レベルまでスキルを高めるところまで頑張ってもらうことを強くオススメします。
将来は明るく、現代社会では収入が激減している業界がいる中、上がり続けている業種です。
一生もののスキルとしてプログラミングを選ぶのはいかがですか?