日本ではまだフリーランスとして生きていく人は全体の17%と数少ないですが、アメリカでは50%近くの人がフリーランスとして活動しています。
今後、日本でもフリーランス人口は増えていくと言われ、徐々にメディアの進出も増えてきています。
今回はそんなフリーランスになるための方法やフリーランスの仕事内容などについてお伝えしていきます。
これからフリーランスになりたい人には必見の内容です!
この記事の目次
フリーランスとは
「フリーランス」とは会社や組織に所属せずに、個人で仕事を請け負う働き方のことを指します。
自分のスキルや経験を使って、仕事を受注し、そこに対して対価をもらって稼いでいきます。
就職と違い、時間や場所にとらわれずに働けるのがフリーランスの大きな特徴です。
またフリーランスに似ている言葉で個人事業主というのがありますが、個人事業主は税務署に「開業届」を提出し事業を行う人や法人化せず事業を行う人のことでフリーランスの中に含まれます。
フリーランスのメリット
働く時間や場所が選べる
フリーランスのメリットはやはりこれではないでしょうか?会社勤めではないので、働く時間や場所が決まってなく、自分の都合に合わせて決めることができます。
毎日、満員電車に乗ることもなく、職場での人間関係に悩ませることもなくなります。自分の好きな時間に近所のカフェに行き、ゆったりと仕事をすることだって可能です。
給料が上がりやすい
会社員であれば、どれだけ自分が頑張って成果を出しても給料が格段に上がることは少ないですが、フリーランスであればクライアントとのやりとり次第で給料をあげることができます。
自分にスキルがあれば、高単価の案件だけを選んで仕事をすることもできます。会社員と違い、給料をあげやすいのもフリーランスならではのメリットです。
自分の頑張り次第で給料が上がるのはモチベーションにも繋がるので仕事に楽しく取り組めそうですね。
フリーランスのデメリット
全て自己管理する必要がある
フリーランスになれば、会社に属さない為、仕事を取るための営業や交渉、お金の管理など全て自分自身で管理しなければなりません。
一つの例として確定申告が挙げられます。会社勤めであれば、紙一枚に必要最低限のことを書けば、あとは会社が処理をしてくれていましたが、フリーランスになると書類の作成など一から自分でする必要があります。
フリーランスになりたい方はこういった雑務なども自分でしなければいけないということを理解しておきましょう。
収入が不安定
フリーランスは給料があげやすいと先ほど言いましたが、仕事の依頼がなければもちろん仕事がない為、給料はゼロになります。
会社に雇われていない分、毎月固定で収入が入ってこない為、フリーランスは安定してるとは言えないでしょう。
特に、フリーランスになりたての方は仕事を見つけるのに時間がかかるので最初のうちは特に収入が低くなると思っておいたほうがいいです。
フリーランスになるための準備
スキルを身につけておく
フリーランスになりたい!と言っても何もスキルが無い状態でフリーランスとして生きていくことは難しいです。
フリーランスの難しい点として仕事が見つけにくいというのがあります。特にスキルがなければ自分のセールスポイントが無いのでさらに厳しい状況になるでしょう。
会社員のうちにスキルを身につけておいて本業と並行して副業である程度、収入も得れる状態になってからフリーランスになればあまり苦労せずにいけるでしょう。
クレジットカードを作っておく
フリーランスは会社員の人に比べ社会的信用が低い為、クレジットカードが作りにくく、また車や住宅のローンも組みにくい可能性があります。
これからフリーランスになりたい方はこれらのことを会社員のうちにしておくことをオススメします。
フリーランスの主な仕事内容
エンジニア系職種
フリーランスのエンジニアは最近少しづつ知名度が上がってきている働き方です。
フリーランスエンジニアの仕事内容はWebサイトやアプリ開発、サーバ構築など様々です。
プログラミング言語によって仕事内容も変わってくるので自分のスキルを活かした仕事ができます。
またフリーランスエンジニアは他のフリーランスの職種よりも高単価の案件が多く、平均年収も600万〜700万と比較的高いです。
これからフリーランスを目指す方はフリーランスエンジニアとして働く選択肢も入れておきたいところですね。
デザイナー系職種
フリーランスのデザイナーの仕事内容はWebデザイナー・UI/UXデザイナー/グラフィックデザイナーなどがあります。
どの仕事もIllustratorやPhotoshopなどのデザインソフトのスキルは必要不可欠です。また、WebデザイナーであればHTMLやCSSなどのコーディングスキルもつけておくと有利ですね。
就職せずに独学でスキルをつけ、フリーランスデザイナーになることも可能ですが、会社で現場経験を積んでからフリーランスになる方が実績もあるので仕事も見つけやすいです。
ライター系職種
フリーライターは紙媒体とWebに仕事が別れます。どちらを主体にするかによって収入は変わり、紙媒体の方が収入は高い傾向にあります。
ですが、それでも平均年収は300万円台で決して高いとは言えないのが現状です。
フリーライターにとって文章力のスキルは必要不可欠です。またそれぞれのメディアによって求められる文章も変わり、読者が思わず見たくなるコピーライティングスキルも重要になってきます。
フリーライターになりたい方はライティングの基礎を学んだり自分で記事を書いて経験を増やしたり日々勉強しておきましょう。
フリーランスの仕事の取り方
エージェントに登録する
エージェントとは、個々のスキルや希望にマッチした仕事を紹介し、面倒な契約処理などを代行してくれるサービスのことです。
エージェントに登録することで仕事の選択肢が増えたり、自分では探し出せない高単価の案件を獲得できたりします。
収入が不安定と言われたフリーランスもエージェントに登録しておくと仕事がなくて困るということも減るので登録しておきましょう。
既存の顧客や知人に紹介してもらう
フリーランスの仕事の獲得方法で多いのが、会社員時代の顧客から独立後も案件の発注を受けることです。既存顧客であれば信用度も高く、スムーズな取引ができます。
フリーランスになりたての状態は仕事が何もない状態に陥りやすいので、既存顧客がいるだけで精神的にもかなり楽になります。
また、知人のつながりを使って仕事を獲得するなどもできるので、一つ一つの人脈もフリーランスにとっては重要になってきます。
クラウドソーシングで探す
クラウドソーシングとはオンライン上で企業から仕事の依頼があり、その依頼を個人で請け負って稼ぐことができるサービスのことです。
フリーランスなりたてで仕事がなかなか獲得できない人はクラウドソーシングを使ってスキルを身につけながら稼ぐことをオススメします。
エンジニアであればLPやサイト制作、デザイナーであればロゴ作成、ライターであれば記事作成などクラウドソーシングにはスキルを付けれる案件がたくさんあります。
上手く案件をこなせば、月に30万以上稼ぐことも可能で、中には単発案件からそのまま長期契約に繋がったケースもあります。
まとめ
今回はフリーランスになるために知っておくべきことや役に立つ情報をお伝えしました。
フリーランスは華やかなイメージが強いですが、苦労する点も多々あります。自分はどんな働き方をしたいのかよく考え、一度きりの人生を悔いなく過ごせる働き方を選びましょう。