インターネットやスマホの普及により、今では様々なサービスが世間に出回っています。
その中でも近年注目が集まっているのがサブスクリプションサービスです。
従来のサービスの提供方法と違い、サブスクリプションを使うことで企業や利用者それぞれに沢山のメリットがあります。
今回はそんなサブスクリプションのメリットやデメリット、具体例について紹介していきます。
知らない人は時代に乗り遅れる前に要チェックの内容です!
この記事の目次
サブスクリプションとは
サブスクリプションとは提供する商品やサービスの数によって対価を支払うのではなく、サービスの利用期間に対して対価を支払う方式のことです。
サブスクリプションは「定額制サービス」とも言われ、商品を購入して所有するのではなく、必要な時だけ利用するといったサービスです。
最近ではサブスクリプションで販売されている商品が増えてきており、これからもさらにサブスクリプションサービスが増えてくるとも考えられています。
企業側のサブスクリプションのメリット
継続的な利益が期待できる
企業がサブスクリプションを使うことで継続的な利益が期待できるというメリットがあります。
商品やサービスが購入されるたびに利益が出るのと違い、サブスクでは毎月ある程度一定の利益を得ることができます。
サブスクに登録しているお客様全員が一気に登録を解除するなどは早々ないので利益の見通しを立てることもできます。
顧客のデータが取れる
サブスクリプションサービスの登録の際にお客様の年齢や性別など個人情報を入力してもらいます。
登録してもらうことで顧客のデータが取れ、他のサービスを展開する際などに有効活用することができます。
新規事業の際にわざわざデータ収集をせずに済むのでコスト削減にも繋がると言えるでしょう。
利用側のサブスクリプションのメリット
使えば使うほどお得になる
利用者側がサブスクリプションサービスは月額制なので利益者側からすれば使えば使うほどお得になります。
例えば、サブスクリプションサービとしても有名な動画見放題サービスであれば、
週3本の動画を見る人よりも週10本の動画を見る人の方がお得に使えます。
普段から利用回数が多い人であればサブスクリプションサービスをおすすめします。
いつでも解約できる
サブスクリプションサービスは定額利用に対して対価を支払っているので、解約すれば料金を支払う必要もありません。
サブスクリプションサービスの中にも解約金がかからないサービスが多く、
いつでも好きなタイミングで解約できるのは大きなメリットです。
いつでも解約できることを知っていると安心してサービスを利用することができますね。
企業側のサブスクリプションのデメリット
サービスが悪ければすぐに解約されてしまう
サブスクリプションサービスは利用者はサービスの使い放題です。
常に新規のコンテンツを出さなければ利用者はサービスに飽きてしまい、解約してしまいます。
サブスクリプションはサービスを継続してもらうことで得られる利益も大きくなりますが、
利用者がすぐに解約すると思い通りの利益が得られないのはデメリットと言えます。
企業がサブスクリプションサービスを行う際には解約されない為には新サービスを追加するなど日々進化していくのが重要と言えます。
利用側のサブスクリプションのデメリット
利用しなくても料金が発生する
サブスクリプションサービスは利用している、利用していないに関わらず料金が発生します。
なので、サービスの利用頻度が多ければお得ですが利用頻度が少ない人にとっては損をしてしまいます。
サービスをほとんど使っていないのに解約するのを忘れていて、気づかないうちに料金だけが発生するなんてことも起こります。
無駄な料金の支払いをしない為にもサービスが必要無くなればすぐに解約するようにしましょう。
必要のないサービスがついてくることもある
サブスクリプションでは必要のないサービスが付いてくることもあります。
例えば、動画見放題サービスで自分は映画だけを見たいのにアニメの見放題プランが一緒についてくることもあります。
ここではアニメ見放題は望んでいないサービスなので余分で必要のないと言えます。
このようにサブスクリプションでは必要のないサービスもセットで含まれていることも多くいので購入の際は注意しておきましょう。
サブスクリプションの具体例
Amazonプライム
Amazonプライムは学生や社会人の方に大変人気があるサービスです。
今では知らない人の方が少ないくらい人気があり、サブスクリプションの代表的なサービスといってもいいでしょう。
Amazonプライムを登録することでAmazonで商品を購入した際の手数料が無料になったり、プライムビデオで映画やドラマが見放題になります。
これらのサービスが月額500円で受けられるのでかなりお得です。
また学生向けのプランもあるので学生にとってもありがたいサービスです。
LINE MUSIC
LINE MUSICは6,000万曲以上の幅広いジャンルの音楽を聴くことができる音楽ストリーミングサービスです。
一般プラン月額980円、学生プラン月額480円で利用できます。
有料会員になることで自分だけのプレイリストを作れたり、曲を保存することでネット環境がなくても自由に聴くこともできるようになります。
Kindle Unlimited
Kindle Unlimitedは小説、ビジネス書、雑誌、マンガ、洋書など120万冊以上の本がいつでもどこでも楽しめる電子書籍の読み放題サービスです。
月に本を何冊も読む方であれば、本読み放題のサブスクリプションサービスを利用することでお得に本を読むことができます。
料金は1ヶ月980円と安く、本1冊分の値段を払うだけで好きなだけ本を読むことができます。
また、30日間の無料お試し期間があるので自分に合ったサービスか見極めることもできます。
Adobe製品
Adobe製品デザイナーなどのクリエイティブ系の職種についてる方であれば一度は耳にした事があるかと思います。
中でも代表的な製品としてはillustoratorやPhotoshopなどがあります。
Adobe社が開発したCreative Cloudは、動画や画像編集、Webデザインなどのアプリケーションソフトウェアをサブスクリプションで利用できるプランです。
サービスをサブスクリプションにすることで利用者の購入ハードルも下がり、現在では世界中で使われるサービスとなっています。
カーシェア
サブスクリプション市場には動画や音楽業界以外に車業界なども続々と参入しています。
車のサブスクリプションサービスは毎月一定の額を支払うことで、自分が好きな車を選んで乗ることができるサービスです。
車を購入するとなれば頭金や税金など費用がかかりますが、車のサブスクを利用することで月々のコストを抑えながら車を利用することができます。
また、毎回違う車を選んで運転することができる、サブスクならではの楽しむ方を味わうことができますよ。
まとめ
今回はサブスクリプションのメリットやデメリット、具体例について紹介しました。
サブスクリプションは今の世の中に合った画期的なサービスです。
今後もさらに増えてくるサービスなので周りから遅れる前にいち早く活用していきましょう。