「プログラミング」というワードが以前よりもテレビやYoutubeなどのメディアで使われることが多くなり、プログラミング学習をスタートする方は増えています。
プログラミングと聞くと、理系でコンピュータ系の学科に行っていないと難しいと感じる人も多いかもしれませんが、そんな訳でもありません。
文系大学生でもプログラミングを勉強することでエンジニアとして働くことも可能です。
今回は大学生にプログラミングがおすすめの理由や勉強法について紹介していきます!
プログラミングに少しでも興味がある大学生は最後までチェックしてみてくださいね。
この記事の目次
大学生にプログラミングがおすすめの理由
IT人材が不足しているので需要がある
現在、日本国内ではIT人材が不足していると言われています。
平成28年に経済産業省が発表した「IT人材の最新動向と将来推計に関する調査結果」によると、2030年には約79万人のIT人材が不足するというデータが出ています。
人材が不足するということはその分、需要が高いということです。
IT人材が不足する要因は「WEB業界・IT市場の成長」「既存のIT技術者の高齢化・定年」などが挙げられます。
インターネット、スマートフォンなどの普及によって人々の生活は大幅に変わりました。現在もITの進化によって様々な変化が起きています。
このIT市場の急激な成長によってIT人材が不足しているのです。
なので、そんな人材不足の中でレベルの高いプログラミングスキルがあれば、就職活動や転職活動にも活かすことができると言えるでしょう。
副業で稼ぐことができる
プログラミングを使った副業は、
・コーディング
・LP制作
・ホームページ制作
・Wordpress制作
・アプリ開発
など種類が豊富にあります。
プログラミングは専門的なスキルが必要となるので、副業の中でも高単価です。
比較的単価が安いコーディングでも5,000円程、単価が高いアプリ開発となれば30万円以上稼ぐことも可能です。
その為、大学生がプログラミングスキルを付けることで月に20万円以上稼ぐことも難しくはありません。
また、エンジニアとして就職してからも本業のスキルをそのまま副業に活かせるので、エンジニアは副業で稼ぎやすいとも言えます。
大学生活の間は勉強時間が多く取れる
プログラミングで稼げるようになるまではある程度のスキルが必要となります。
1日、2日勉強して稼げるようになる程、プログラミングは簡単ではありません。
プログラミングの基礎からアプリを作れるようになるまで約200時間と言われています。
<大学生の場合>
1日5時間勉強→40日程で200時間に
<社会人の場合>
1日2時間勉強→100日程で200時間に
このように大学生と社会人には勉強に使える時間が大きく変わってきます。
勉強期間が伸びれば伸びる程、途中で挫折する確率も高まるので時間に余裕がある大学生のうちから勉強することをおすすめします。
大学生におすすめのプログラミング言語
HTML/CSS
プログラミングを始める上で最も基礎となるのがHTML/CSSです。
この二つの言語はプログラミング言語とは少し違い、Webページを作るための最も基本的なマークアップ言語と呼ばれています。
HTMLは基本的にWebページに書かれている文字の部分のことです。
CSSはHTMLで書かれた文字に色をつけたり、背景色をつけるなど文字にデザインを加えることができます。
HTML/CSSが使えるようになると簡単なホームページを作ることができます。
勉強する上で難易度もそれほど高くなく、他の言語を勉強する上でもHTML/CSSを使うことが多いので最初に学ぶことをおすすめします。
Javascript
JavascriptはWebサイトにアニメーションなど動きをつけることができるプログラミング言語です。
例えば、ボタンをクリックすることで表示を変えたり、ヘッダー画像を自動で動かすことなどもできます。
また、Webサイトの動きを付けれるだけでなく、サーバーサイドなどの目に見えない部分の開発をすることもできます。
JavascriptはWebサイトやアプリを開発する上でなくてはならない存在となっており、Web業界人気No.1の言語となっています。
Ruby(Ruby on Rails)
Web系企業が扱う言語として人気があるのがRubyです。
RubyにはRuby on railsといったフレームワークが存在し、このフレームワークを使って開発する企業も多く存在します。
Ruby on Railsを使うことで検索などの動的な動きを持つWebアプリケーションを作ることができます。
Ruby on Railsを使った代表的なサービスとして「クックパッド」や「食べログ」などがあります。
PHP
PHPはRuby on Railsと同じように動的にWebページを生成することができるサーバーサイド言語です。
PHPを学ぶことでお問い合わせフォームやECサイトの開発をすることもできます。
また、ブロガーに人気のあるWordPressもPHPを使って開発されています。
その為、PHPのスキルがあれば、Wordpressを自分の好きなようにカスタマイズできたり、テーマを作成することもできます。
Python
Pythonは今流行りの人工知能や機械学習などで利用されている言語です。
Pythonを学ぶことで組み込み開発や、Webアプリケーション、人工知能開発、ビッグデータ解析など多岐に渡って使用することができます。
Pythonは文法がシンプルで書きやすいことからプログラミング初心者におすすめの言語としても紹介されています。
Pythonは「Youtube」や「Instagram」など世界中で人気のアプリに使用されており、今後も需要が高く人気がある言語です。
大学生におすすめのプログラミング勉強法
誰かと一緒に勉強する
勉強始めてすぐは右も左も分からないことが多く、挫折もしやすいのでなるべく誰かと作業することをおすすめします。
エンジニアの友人がいればその人と一緒に勉強したり、エンジニアの人が周りにいなければTwitterなどのSNSを使って探してみるのも良いでしょう。
Twitterで「#プログラミング初心者」「#駆け出しエンジニア」などと検索すると同じようにプログラミング学習を頑張っている方とたくさん出会うことができます。
また、スクールなどに通わず、独学で勉強する場合はProgateやUdemyの教材を使って勉強していきましょう。
Progateは無料でプログラミングが学べるサービスです。プログラミングとはどういったものなのか経験したり、基礎を身に付けるのに役立ちます。
Udemyは有料のプログラミング教材ですが、Progateよりもレベルの高い学習ができるので、さらにレベルアップしたい人におすすめです。
プログラミングスクールに通う
プログラミングスキルを短期間で身に付けたい大学生はプログラミングスクールに通うのも良いでしょう。
スクールにはオンライン、オフラインがあるので自分にあったスクールに通うことができます。
独学で勉強する場合、「何から勉強をすれば良いか分からない」状態に陥りやすいですが、スクールに通うことで勉強すべき内容が明確になり、スムーズに勉強が進みます。
とはいえ、プログラミングに一切触れずにスクールの通ってしまうのは良くありません。
プログラミングは人によって合う合わないがあるので、少しは自分でコードを書いて手を動かしてみてどんなものなのか経験しておきましょう。
未経験でインターンに参加する
大学生であれば、プログラミング未経験でもインターン先でプログラミングについて勉強することもできます。
無給インターンであれば、給料が発生しないので企業もかかるコストは少なく、未経験でも採用してくれる確率は高くなります。
実際に働きながらプログラミングを学べるのは大学生にとって非常に価値のある時間になります。
そこで得たスキルは今後の就職活動にも活かせるでしょう。
まとめ
今回は大学生にプログラミングがおすすめの理由について紹介してきました。
大学生は授業やサークル、アルバイトなど忙しいかもしれませんが、それでも社会人に比べると時間が多くあります。
この期間を使って将来に役立つスキルを手に入れておいても良いかもしれませんね。