給料は企業や業種、職種によって変わってきます。
同じような仕事内容なのに月10万円も収入が違うなんて事もあります。
給料が安いと、
・毎月の生活費を切り詰めないといけない
・友人と遊びに出かけるのを我慢する
などと何かと不自由が多くなります。
ですが、給料が安いからといってそこで開き直って行動しないのは非常に勿体無いです。
自分の努力次第で毎月の収入をあげる事は全然可能です。
今回はそんな仕事の給料が安い人が取り組むべきこと4選について紹介していきます!
この記事の目次
会社員の平均給料とは
まずは自分の給料は世の中の平均を見てどの位置にいるか確認しましょう。
【昨年の年代別平均年収】
20代 345万円
30代 442万円
40代 507万円
50代以上 622万円
*2018年9月~2019年8月にdodaエージェントに登録した人の平均年収
平均年収は20代、30代は300万円~400万円未満、40代、50代以上はともに400万円~500万円未満となっています。
あなたの給料と比べてみてどうでしょうか?
これより大幅に給料が安いという方は何かしらの行動をする必要があります。
最近ではIT技術の進歩により、簡単な仕事は全て自動化、AIに置き換わっています。
特に給料が安い仕事はAIに代替しやすい簡単な仕事が多いので、これから注意しておきましょう。
給料が安い仕事の特徴
単純作業の仕事
単純作業の仕事は毎回やることが決まっているので、誰でも簡単にできる仕事であると言えます。
・スーパーの品出し
・倉庫の軽作業
・データ入力 など
これらの仕事はたとえ給料が安くても簡単な分、応募者数が多くなるので、人材不足で困ることがほとんどないのです。
単純作業は給料が安く、将来へのスキルアップもあまり見込めないのでおすすめしません。
専門性の低い仕事
専門性の低い仕事も給料が安くなりがちです。
専門性の仕事も特別なスキルや資格が必要ないので、言ってしまえば、あなた以外の他の人に仕事を任せても良い訳です。
例えば、一般的な飲食店のスタッフの場合、給料は高い訳ではありません。
ですが、そこにソムリエや栄養士の資格があるだけでその人自身の価値は一気に上がり、その分給料も上がるのです。
このように資格やスキルがあるだけでその人にしかできない他人と代替できない仕事となります。
弁護士や医者なども同じく資格を取るのが難しい仕事なので、給料も高く設定されています。
給料が安い人が取り組むべきこと4選
転職する
今の仕事で給料が上がるのが見込めない人は転職するのがおすすめです。
あなたに何かしらのスキルがあれば、転職して給料を数万円あがる事も期待できます。
【転職による給料の変化】
同業種 × 同職種への転職
→ 現状維持or給料UP
異業種 × 同職種への転職
→ 現状維持or給料UP
同業種 × 異職種への転職
→ 現状維持or給料DOWN
異業種 × 異職種への転職
→ 現状維持or給料DOWN
現状の職種(営業や経理など)を活かした転職は給料UPが期待できるが、今のスキルが使えない異職種への転職は給料UPがあまり期待できない。
一般的に転職による給料の変化はこのようになっています。
ですが、転職する際の注意点としてスキルがないまま転職するのはNGです。
「今の仕事が嫌だからとりあえず転職しようかな」と軽い気持ちで転職活動すると非常に苦労します。
スキルがない人はまずは今の会社で出来るところまでスキルアップをしてから転職するようにしましょう。
副業を始める
本業の給料が安いという方は副業を始めることをおすすめします。
副業で月に数万円稼ぐのはそれほど難しくありません。
もちろん最初からすぐに稼げる訳ではありませんが、コツコツ継続することで徐々に稼げるようになっていきます。
【主な副業の種類】
・Youtube
・動画編集
・ブログ
・投資
・転売
・コンテンツ販売
・クラウドソーシング など
これらの副業は全て在宅で簡単に取り組むことができます。
また、副業は他にもたくさん存在しますが、それらの多くもスマホやパソコンがあれば取り組めるものばかりです。
本業の給料が安い方でも1日2時間副業に取り組むことで+5万円収入を増やす事も可能なのです。
今よりも収入を増やしたい人は何か一つ副業を始めてみましょう。
何か違うスキルを新たに身に付ける
【給料の安い仕事の特徴】の所でもお伝えしましたが、給料が安い仕事は特別なスキルが必要ないからです。
逆に専門的なスキルが必要な仕事は給料も高いのです。
なので、現状特別なスキルがないという方は何か専門的なスキルを身につけて転職してしまうのがおすすめです。
例えば、
・プログラミングスキル
・英語
・ファイナンシャルプランナー
・公認会計士
専門的なスキルを身に付けるのは決して簡単なことではありません。
ですが、これらのスキルも短ければ数ヶ月、長くても数年で身に付けることはできます。
これから20年、30年働くことを考えると、早いうちにスキルを身につけて転職した方が将来的に良いでしょう。
節約する
社会人の平均給料と比べてそんなに低くはないけど生活はカツカツという方はこれまでのお金の使い方を見直しましょう。
もしかすると、他の人よりも趣味や娯楽に多くお金を消費していたり、生活費が多いなんて事もあります。
自分では気づかないうちに出費が増えていた。なんて事もあります。
節約は毎月少しづつ行い、継続することが大切です。最初からがっつり節約するとストレスもかかってくるので無理をしないようにしましょう。
給料が安い人は何かしらの行動が必要!
給料が安い人が取り組むべきことについてここまで話してきました。
これからの時代の流れを考えると、行動しないと今の仕事を失う可能性は大いにありえます。
野村総合研究所とイギリスのオックスフォード大学が共同研究して作成したレポートによると2030年には労働人口の約49パーセントはAIやロボットによって代替可能になると言われています。
49%となると今の約半分の仕事がなくなると言うことになりますね。
また、これからは大リストラ時代がやってきます。
すでに大企業のトヨタの社長などは終身雇用が難しい時代となったと発言しています。
ここ最近では、富士通や東芝などの企業でも早期退職を促し、富士通では2850人、東芝では1060人が早期退職しています。
今後も黒字リストラをする企業は増えてくると考えられるでしょう。
まとめ
今回は仕事の給料が安い人が取り組むべきこと4選について紹介しました。
給料が安い人は今からでも副業やスキルを身に付けるなど何かしらの行動をする事で将来が大きく変わっていきます。
今はまだ安心だと考え、手遅れにならないように気をつけておきましょう。